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J-GLOBAL ID：201702253753772159   整理番号：17A1173915

血管手術後の主要転帰に対するボディマスインデックスの影響【Powered by NICT】

The effect of body mass index on major outcomes after vascular surgery

著者 (7件)： Galyfos George (First Department of Propaedeutic Surgery, University of Athens Medical School, Hippocration Hospital, Athens, Greece) ,  Galyfos George (Department of Vascular Surgery, “KAT” General Hospital, Athens, Greece) ,  Geropapas Georgios I. (Department of Vascular Surgery, “KAT” General Hospital, Athens, Greece) ,  Kerasidis Stavros (Department of Vascular Surgery, “KAT” General Hospital, Athens, Greece) ,  Sianou Argiri (Department of Microbiology, University of Athens Medical School, Areteion Hospital, Athens, Greece) ,  Sigala Fragiska (First Department of Propaedeutic Surgery, University of Athens Medical School, Hippocration Hospital, Athens, Greece) ,  Filis Konstantinos (First Department of Propaedeutic Surgery, University of Athens Medical School, Hippocration Hospital, Athens, Greece)
資料名： Journal of Vascular Surgery  (Journal of Vascular Surgery)
巻： 65  号： 4  ページ： 1193-1207  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3194A  ISSN： 0741-5214  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 肥満は心血管罹患率と死亡率のリスク増加と関連している,血管手術を受ける患者のプールされた証拠は不足している。本システマティックレビューの目的は,血管手術を受けた患者における術後転帰に対するボディマスインデックス(BMI)の影響を評価することであった。2016年5月以前に報告された適格な記事を同定するために確立された基準に準拠した系統的文献レビューを行った。適格研究を米国国立衛生研究所基準の量分類に応じて異なるBMI群の血管手術患者における術後転帰を評価した:低体重(UW),BMI≦18.5kg/m~2;正常体重(NW),BMIが18.6~24.9kgの~2;過体重(OW),BMIが25~29.9kgの~2;肥満(OB),BMI≧30kg/m~2。主要転帰は30日死亡率,心合併症,呼吸器合併症を含んでいた。二次転帰は創傷と脳血管合併症,腎合併症,深部静脈血栓症/肺塞栓症,および他の合併症を含んでいた。全体として,八遡及的研究は全92,525血管手術患者(2223UW名,29,727北西例,34,517OW患者,および26,058OB患者)を含む適格だった。プールされたデータは次の通りであった:死亡率,2.5%;心臓イベント,2.1%;呼吸事象,8.6%;創傷合併症,6.4%;脳血管イベント,6.4%;腎合併症,3.9%;他の感染症,5.3%;深部静脈血栓症/肺塞栓症,1.2%;および他の合併症,3.7%であった。メタ分析はOB患者はNW患者と比較して血管手術後の低死亡率(オッズ比[OR],0.64;95%信頼区間[CI],0.541 0.757;P<.0001),心疾患罹患率(OR,0.81; 95% CI,0.708 0.938; P=.004),および呼吸器疾患罹患率(OR,0.87; 95% CI,0.802 0.941; P=.0006)と関連することを示した。しかし,OB患者はNW患者と比較してより高い創傷合併症率(OR, 2.39; 95% CI, 1.777 3.211; P<.0001)と関連していた。とは対照的に,UW患者はNW患者と比較して,より高い死亡率(OR, 1.71; 95% CI, 1.177 2.505; P=.005)と呼吸器疾患罹患率(OR, 1.84; 95% CI, 1.554 2.166; P<.0001)と関連していた。「肥満パラドックス」を血管手術を受けた患者に存在する。パラドックスは,30日死亡率とだけでなく,30日間の心臓および呼吸器合併症である。しかし,肥満は創傷合併症と関連していると考えられた。驚くべきことに,UW患者は術後より高い死亡率と同様に呼吸事象と関連している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 心臓病 ,  肥満 ,  メタ分析 ,  *血管外科 ,  罹患率 ,  体重 ,  深部静脈血栓症 ,  死亡率 ,  肺塞栓症 ,  *ボディマスインデックス ,  感染症 ,  患者
準シソーラス用語： オッズ比 ,  後向き研究 ,  *転帰 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

タイトルに関連する用語 (3件)： 血管手術 ,  転帰 ,  ボディマスインデックス