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J-GLOBAL ID:201702253764934605   整理番号:17A0763486

気相のトリグリシンのプロトン化部位の同定: 最安定構造としてのシス型ペプチド結合の立体配座

Identification of the protonation site of gaseous triglycine: the cis-peptide bond conformation as the global minimum
著者 (3件):
資料名:
巻: 19  号: 23  ページ: 15030-15038  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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気相のプロトン化トリグリシン(GGGH)の安定した配座異性体を特徴付けるために,これまで広範なab initio的な研究が行われてきた。複合CBS-QB3法を用いた計算は,トリグリシンの298Kでのプロトン化の最も好都合な部位が,最近報告されたアミドの酸素ではなく,従来のアミノの窒素であることを示した。さらに,非プロリンのシス型ペプチド結合の配座異性体が,GGGHの最安定構造であることを初めて実証した。また,温度依存性を考慮した遷移状態の計算から,以前の実験的な赤外多光子解離(IRMPD)のスペクトルが,なぜ最安定構造ではなく2つの極小値の組み合わせを含むのかを説明した。第1原理シミュレーションを,近吸収端X線吸収微細構造(NEXAFS)スペクトルおよびX線光電子スペクトル(XPS)について,C,NおよびOのK端で実施し,異なるプロトン化の形態の確実な同定を可能にする顕著なスペクトル差を同定した。トリグリシンのプロトン親和力(PA)および気相の塩基度(GB)の計算値は,実験値とよく一致している。従って,筆者等の研究は,短いペプチドのプロトン化についての貴重な洞察を提供し,シス型ペプチド結合とトランス型ペプチド結合との間の競合を説明する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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分子の立体配置・配座  ,  アミノ酸 
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