文献
J-GLOBAL ID:201702253766467027   整理番号:17A0776420

模擬都市固形廃棄物からのCaO-SiO2-Al2O3溶融スラグへのCaO粒子溶解速度の研究

Kinetic Study on Dissolution of CaO Particle into CaO-SiO2-Al2O3 Molten Slag from Simulated Municipal Solid Wastes Melting
著者 (5件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 324-331(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: S0629A  ISSN: 0021-9592  CODEN: JCEJAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本報告では,都市の固形廃棄物から化学的に安定したスラグを製造するために,溶融スラグへのCaOの溶解に関する動力学的検討を行った。CaOの溶解実験は,実験室規模の電気炉を用いて,N2流下で1723~1773Kの温度で実施した。CaCO3とSiO2とAl2O3の試薬粉末を異なる重量分率で混合して調製したCaO-SiO2-Al2O3溶融スラグに,0.3~0.355mm,0.5~1.0mm,2.0~2.36mm,3.35~4.0mmのCaO粒子を溶融した。その結果,溶融スラグに溶解するCaOの量は溶融時間の増加に伴って増加し,スラグ中のCaOの量が減少するに伴い増加することが分かった。融解温度を高くし,CaO粒子のサイズを小さくすると,CaOの溶解速度は速くなった。CaO粒子の表面付近に生成された2CaO・SiO2の境界層によるCaOの物質移動がCaO粒子の溶解速度を制御することを前提として,溶融スラグへのCaO粒子の溶解速度式を得た。次いで,得られたCaOの見かけの速度定数によって,溶融スラグ中へのCaOの溶解速度を見積もった。CaOの溶解の見かけの速度定数kは,使用した溶融スラグについてほぼ一定であり,その平均k値は,CaO粒径が0.3~0.355mm,0.5~1.0mm,2.0~2.36mm,および3.35~4.0mmの範囲で1.80×10-6m/sであった。得られたk値を用いて,溶融スラグ中に溶解したCaOの割合の時間変化を算出し,その結果,測定データをCaO溶解速度の計算によって再現できた。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の石材  ,  廃棄物処理一般 
引用文献 (25件):
もっと見る

前のページに戻る