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J-GLOBAL ID：201702253799223460   整理番号：17A1810036

店舗内の時系列な行動が購買行為に与える効果に関する研究

著者 (3件)： 石橋健 (関西大 データサイエンス研究セ) ,  宮崎慧 (関西大 商) ,  矢田勝俊 (関西大 商)
資料名： オペレーションズ・リサーチ
巻： 62  号： 12  ページ： 789-794  発行年： 2017年12月01日 
JST資料番号： F0251A  ISSN： 0030-3674  CODEN： OPREA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： RFIDにより収集したスーパーマーケットにおける顧客動線データは,店舗内の連続した購買プロセスの解析を可能にしている。商品購買の約80%は来店後に決定されることが調査から明らかにされており,店舗内で生じる時系列な行動が購買行為に与える効果の解明は店舗レイアウトの改善などの実務における有用な知見をもたらすと期待される。本稿では,事前の必需性の強い商品であるバーチューカテゴリ商品の購入が事後のぜいたく性の強い商品であるバイスカテゴリ商品の購買を促すライセンシング・エフェクトに関連する効果について,日本のスーパーマーケットにおけるデータを用いて検証した事例を紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *RFID ,  *顧客 ,  *スーパーマーケット ,  ライセンス ,  動作 ,  *販売促進 ,  *購買行動 ,  商品 ,  仮説検定 ,  文献展望 ,  回帰分析 ,  レイアウト
準シソーラス用語： 顧客動線 ,  バーチューカテゴリ商品 ,  ライセンシング・エフェクト ,  バイスカテゴリ商品 ,  ロジスティック回帰分析 ,  店舗レイアウト

分類 (1件)： 市場調査,広告  (KA06030H)

引用文献 (15件)：

• S. K. Hui, P. S. Fader and E. T. Bradlow, “Path data in marketing: An integrative framework and prospectus for model building,” Marketing Science, 28, pp. 320-335, 2009.
• J. S. Larson, E. T. Bradlow and P. S. Fader, “Exploratory look at supermarket shopping paths,” International Journal of Research in Marketing, 22, pp. 395-414, 2005.
• K. Takai and K. Yada, “A framework for analysis of the effect of time on shopping behavior,” Journal of Intelligent Information System, 41, pp. 91-107, 2013.
• S. K. Hui, P. S. Fader and E. T. Bradlow, “Testing behavioral hypotheses using an integrated model of grocery store shopping path and purchase behavior,” Journal of Consumer Research, 36, pp. 478-493, 2009.
• 公益財団法人流通経済研究所,『インストア・マーチャンダイジング』, 第2版, 日本経済新聞出版社, 2016.

タイトルに関連する用語 (6件)： 店舗 ,  時系列 ,  行動 ,  購買 ,  行為 ,  研究