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J-GLOBAL ID:201702253833842412   整理番号:17A1558365

外側手綱におけるA MPA受容体とCaMKII活性の阻害はラットにおける抑うつ様行動とアルコール摂取を減少させる【Powered by NICT】

Inhibition of AMPA receptor and CaMKII activity in the lateral habenula reduces depressive-like behavior and alcohol intake in rats
著者 (11件):
資料名:
巻: 126  ページ: 108-120  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0537A  ISSN: 0028-3908  CODEN: NEPHBW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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うつ病は発生中の再発飲料のための良く知られた危険因子であるが,うつ病とアルコール使用障害との間の相互作用の基礎となる神経機構は不明のままである。蓄積しつつある証拠は,外側手綱核(LHb)の機能亢進と関連したうつ病,嫌悪信号をコードする脳におけるepithalamic構造を有している。グルタミン酸受容体はLHbニューロンの興奮性に実質的に寄与している。LHbニューロンにおけるグルタミン酸作動性シナプスはCa~2+/カルモジュリン依存性蛋白質II(CaMKII)により調節されることをGluA1含有α-アミノ-3-ヒドロキシ-5-メチル-4-イソオキサゾールプロピオン酸受容体(AMPAR)を発現した。本研究では,エタノール摂取の反復サイクルからの離脱は欝病様症状を伴うLHb AMPARとCaMKII活性の増加を誘発するという仮説を試験し,それらの阻害は抑うつ様行動とアルコール消費の減少をもたらす。ウエスタンブロットは,年齢をマッチさせたナイーブ対応物のそれよりもエタノール禁断ラットのLHbにおけるCaMKII遺伝子座(GluA1Ser831)でリン酸化されたAMPAR GluA1サブユニットの高いレベルを明らかにした。エタノール禁断ラットでは,LHb AMPAR活性の薬理学的阻害はうつ様行動とエタノール摂取と探索行動を軽減したが,ショ糖摂取も自発運動活性に影響しなかった;LHb CaMKII活性の阻害,またはLHb活性の化学遺伝学的阻害は同様の効果を生成した。逆に,LHb A MPA受容体の活性化はエタノール無処置ラットにおける抑うつ様行動を誘導した。これらの結果は,LHbにおけるCaMKII AMPARシグナリングはエタノール離脱中の抑うつ様症状に対する分子的基礎を例示し,このシグナル伝達経路の阻害は,アルコール乱用と抑欝の共存罹患を解決するために新しい治療法を提供する可能性があることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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細胞膜の受容体  ,  神経の基礎医学 
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