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J-GLOBAL ID:201702253838761189   整理番号:17A0497350

アミロイド性ペプチドの酸化の後ペプチドの凝集が変化する光活性化可能なツールとしてのイリジウム(III)錯体

An Iridium(III) Complex as a Photoactivatable Tool for Oxidation of Amyloidogenic Peptides with Subsequent Modulation of Peptide Aggregation
著者 (13件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 1645-1653  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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アミロイド性ペプチドの凝集は,いくつかの変性疾患の発症に関与する。本報では,イリジウム(III)錯体,Ir-1が光活性化によるアミロイド性ペプチドの酸化と続く,凝集経路の変化についての化学的ツールとして報告した。Ir-1は,いくつかの特性に基づいて合理的に設計した。それは1)低エネルギー放射による励起を起こす光学的性質,2)穏和な条件下での光活性化によるペプチド酸化に関与する反応性酸素種の生成,3)アミロイド性ペプチドとの特異的相互作用に対するIr(III)中心への配位子の比較的簡単な挿入である。生物化学的実験および生物物理的研究により,典型的なアミロイド性ペプチド(たとえばアミロイド-β,α-シヌクレインおよびヒト小島アミロイドペプチド)の酸化が,光活性化Ir-1により促進され,これがペプチドの立体配座や凝集経路を変化させることがわかった。更に酸化されると考えられるサイトは,メチオニン,ヒスチジンまたはチロシン残基であると同定された。結局Ir-1についての研究により,分子レベルでアミロイド性ペプチドの性質を明らかにし,その凝集を制御するのに適した化学的ツールとしての金属錯体を考案できる可能性を示すことができた。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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光化学反応  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  白金族元素の錯体 

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