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J-GLOBAL ID:201702253853027686   整理番号:17A0637921

イソタクチックポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)膜の立体配座変化: 分子動力学

Conformation change of an isotactic poly (N-isopropylacrylamide) membrane: Molecular dynamics
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巻: 146  号: 19  ページ: 194905-194905-11  発行年: 2017年05月21日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,純水および電解質溶液中のイソタクチックポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)(PNIPAM)を分子動力学シミュレーションで調べた。無限希釈オリゴマおよびコア-シェル形態をもつ平面膜配置中でアレンジした複数のPNIPAM鎖の集合に関して行った。2つの異なる力場,AMBER(エネルギー精密化で支援したモデル構築)およびOPLS-AA(液体シミュレーションのための全原子-最適化ポテンシャル)を,拡張単純点電荷の水と組み合わせて,採用した。イソタクチックオリゴマのより多くの水を不溶性にする特徴にもかかわらず,今回の結果は孤立30量体に対するコイルから球への転移の存在を支持している。これは,コイルから小球への転移温度TΘに近いがその下の温度に対して,水に富む相との平衡にあるコイル様構造のオリゴマに富む相の存在を示唆している。しかしながら,得られたコイル構造は,シンジオタクチックの鎖に対応するものよりもっとコンパクトである。TΘの見積もりは,AMBERおよびOPLS-AAのそれぞれに関し,(308±5) Kおよび(303±5) Kである。膜の配置は,水,高分子,および溶質の密度プロファイルに従って,鎖-鎖相互作用を含み,膜-水表面張力の評価が可能である。その結果,TΘの上および下に温度をスイッチすることにより,膜の徐々とした縮小と膨張,および膜-水界面張力の上昇と低下を示した。最後に,1M NaClおよび1M NaI電解質に対する濃度プロファイルを示し,実験と良好な定性的な一致のある,NaClに対する強い塩析効果およびNaIに対するもっと軽い効果を表現している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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高分子固体の構造と形態学 
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