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J-GLOBAL ID：201702253886595457   整理番号：17A1727680

銀ナノキューブ上の表面増強Raman分光法による溶液と蒸気中の爆薬の高感度で特異的な検出【Powered by NICT】

Sensitive and specific detection of explosives in solution and vapour by surface-enhanced Raman spectroscopy on silver nanocubes

著者 (6件)： Ben-Jaber Sultan (Department of Chemistry, Materials Chemistry Centre, University College London, 20 Gordon St., London WC1H 0AJ, UK. [e-mail]) ,  Peveler William J. ,  Quesada-Cabrera Raul ,  Sol Christian W. O. ,  Papakonstantinou Ioannis ,  Parkin Ivan P.
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 9  号： 42  ページ： 16459-16466  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 微量レベル有機分子の検出のための高感度分析法として利用されている表面増強Raman分光法(SERS)。気相中の有機化合物の検出は,SERS基板の表面に吸着した分子の低濃度のため特に挑戦的である。これは特に爆発材料の場合,典型的に非常に低い蒸気圧を持つ,それらの同定のためのSERSの使用を制限する。本研究では,銀ナノキューブ(AgNC)はフェムトモル(10~ 15 M)領域までの爆発物に対して非常に低い検出限界(LOD)を持つ高感度SERS基板として開発した。典型的な金ナノ構造とは異なり,AgNCは芳香族及び脂肪族爆薬の検出に適していることを見出し,低濃度で特異性の高い検出を可能にした。SERS研究は最初のプローブ分子としてのモデル検体,ローダミン6G(Rh 6G),を用いて行った。SERS増強因子は,この場合は8.71×10~10と推定された。更なる研究は,2,4 ジニトロトルエン(DNT)とナノモル濃度1,3,5 トリニトロペルヒドロ 1,3,5 トリアジン(RDX)のフェムトモル濃度だけでなく,DNTの気相検出を含んでいた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 蒸気圧 ,  *表面増強Raman分光法 ,  ナノ構造 ,  *高感度 ,  プローブ ,  気相 ,  位相検波 ,  *銀 ,  検出限界 ,  有機化合物 ,  金
準シソーラス用語： 爆発物 ,  低濃度 ,  SERS基板 ,  *ナノキューブ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 分析機器  (CC02020S) ,  有機化合物の赤外・Ramanスペクトル(分子)  (BH06033S) ,  有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08064T)

タイトルに関連する用語 (7件)： 銀 ,  ナノキューブ ,  表面増強Raman分光法 ,  溶液 ,  蒸気 ,  爆薬 ,  高感度