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J-GLOBAL ID:201702253899164808   整理番号:17A0591533

AuPdから成る2元金属粒子のイオン性液体支援による合成と触媒特性

Ionic Liquid-Assisted Synthesis and Catalytic Properties of AuPd Bimetallic Particles
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 749-753  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: W1351A  ISSN: 1533-4880  CODEN: JNNOAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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2元金属ナノ粒子は組成に依存する光学的,電子的および触媒的特性などの魅力的な特長を持つので注目を集めており,広範囲の応用が期待される。更に,2元金属中における元素の相乗効果は,しばしば純粋な金属単独よりも良好な触媒効果をもたらす。不均質触媒作用は表面構造,サイズまたは化学組成に大きく依存する2元金属ナノ粒子の最も重要な応用の1つであることはよく知られている。更に,合金またはコア-シェル構造を有するAuPdから成る2元金属ナノ粒子は,様々な触媒プロセスにおいて有用な効果が期待されるので,大きな関心が持たれている。最近,最も活発に研究されている化合物の1つであるイオン性液体は,広い電気化学的ウインドウ,高い熱安定性,低い界面エネルギーおよび拡張した水素結合ネットワークなどの特殊な物理的および化学的特性のために,無機ナノ材料の合成において活用されている。これまでに,イオン性液体中で制御された構造および改善された特性を有する無機ナノ材料の合成に関する様々な技法が報告されている。本稿では,室温において,イオン性液体,1-オクチル-3-メチルイミダゾリウムクロライド([OMIM]Cl),の支援を受けて,AuPd合金粒子を合成するための簡単な手順を示し,その触媒特性を研究した結果を報告する。合成したままのAuPd粒子の形態および組成は,金属塩の供給比によって十分に制御できることが分かった。具体的には,Au1Pd1粒子は小さなAu1Pd1ナノ粒子によって構成された明確な花弁状の形態を持つ。研究した種々のAuPd粒子,AuおよびPd粒子と比較して,p-ニトロフェノールの還元に対する合成されたAu1Pd1触媒の触媒特性は,最も高い触媒活性を示し,これはAuの原子%が50%程度で最適化されたPtとPd金属間の電子結合に起因すると思われる。結論として,本研究で試みた合成手順は,興味深い触媒特性を有する金属合金粒子を合成するための効率的な技法として活用することができる。
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分類 (2件):
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貴金属触媒  ,  不均一系触媒反応 
タイトルに関連する用語 (4件):
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