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J-GLOBAL ID:201702253899393650   整理番号:17A1194036

ステンレス鋼分析のための標準参照線による較正不要のレーザ誘起破壊分光法(CF-LIBS)

Calibration-Free Laser-Induced Breakdown Spectroscopy (CF-LIBS) with Standard Reference Line for the Analysis of Stainless Steel
著者 (9件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 1982-1989  発行年: 2017年08月 
JST資料番号: A0429A  ISSN: 0003-7028  CODEN: APSPA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ステンレス鋼分析のための較正を必要としないレーザ誘起破壊分光法を開発した。既知含量のAl,Co,Fe,Mn,Ni,Siを含む標準鋼を試料とした。同一試料を30回測定し,局所熱力学平衡に基づき。Feスペクトル線を用いてプラズマ温度と電子密度,およびそれらの変動係数を計算した。次に各元素の1つのスペクトル線を選択して対応する濃度を算出し,公称値と比較した。主要元素Feのスペクトル線のうち強い自己吸収を示す線を除去し,自己吸収を示さないFe(I)381.584nmスペクトルを新たな標準線として選択することで,測定濃度と公称濃度の差異は明らかに縮まった。本法によって,各元素のBoltzmannプロット構築や逐次較正を必要としない短縮された計算時間での微量元素の含有量測定が可能となった。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
無機物質中の元素の物理分析  ,  分光法と分光計一般  ,  原子スペクトル一般  ,  レーザの応用 

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