文献

J-GLOBAL ID：201702253915130311   整理番号：17A1406964

ラット骨髄間質細胞の同時カプセル化に関するポリ(Pro-Hyp-Gly)の細胞適合性ポリイオンコンプレックスゲル

Cytocompatible polyion complex gel of poly(Pro-Hyp-Gly) for simultaneous rat bone marrow stromal cell encapsulation

著者 (5件)： NURLIDAR Farah (Nara Inst. of Sci. and Technol., Nara, JPN) ,  KOBAYASHI Mime (Nara Inst. of Sci. and Technol., Nara, JPN) ,  TERADA Kayo (Nara Inst. of Sci. and Technol., Nara, JPN) ,  ANDO Tsuyoshi (Nara Inst. of Sci. and Technol., Nara, JPN) ,  TANIHARA Masao (Nara Inst. of Sci. and Technol., Nara, JPN)
資料名： Journal of Biomaterials Science. Polymer Edition  (Journal of Biomaterials Science. Polymer Edition)
巻： 28  号： 13/15  ページ： 1480-1496  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： W0274A  ISSN： 0920-5063  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コラーゲン様ポリペプチドのポリ(Pro-Hyp-Gly)をスクシニル基及びアルギニンメチルエステルにより各々修飾し,ポリアニオンのSuc-ポリ(Pro-Hyp-Gly)及びポリカチオンのArg-(Pro-Hyp-Gly)を各々得た。生理学的pH(pH=7.4)で,Suc-ポリ(Pro-Hyp-Gly)のカルボキシル基(pK_a=5.2)及びArg-(Pro-Hyp-Gly)のグアニジウム基(pK_a=12.4)は各々負及び正電荷を形成し,ポリイオンコンプレックス(PIC)ゲル形成により同時の細胞カプセル化を可能し,カプセル化細胞の生存性を維持した。幹細胞カプセル化に関する三次元スカフォールドとして役割を果たすPICゲルの能力を研究するために,ラット骨髄幹細胞(rBMSA)をそれの形成の間にPICゲルに同時にカプセル化した。次いで,カプセル化細胞の生存性及び形態を評価した。ポリ(Pro-Hyp-Gly)のPICゲルは,それの非毒性,製作の容易さ及び細胞適合性ゆえに組織再生のための三次元スカフォールドとして適することを示唆した。

シソーラス用語： *骨髄細胞 ,  ラット ,  *カプセル封じ ,  *ポリペプチド ,  生体適合性 ,  *ポリイオンコンプレックス ,  電荷 ,  負電荷 ,  ゲル化 ,  再生 ,  医用素材 ,  *骨髄間質細胞 ,  *細胞カプセル化 ,  細胞適合性 ,  正電荷 ,  組織再生 ,  細胞生理学的現象 ,  細胞生存 ,  ネズミ亜目
準シソーラス用語： 細胞生理 ,  ポリアニオン ,  ポリカチオン ,  *ポリ(Pro-Hyp-Gly) ,  細胞生存性

分類 (3件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  造血系  (EJ07020Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： ラット ,  骨髄間質細胞 ,  カプセル化 ,  Pro-Hyp ,  細胞適合性 ,  ポリイオンコンプレックス ,  ゲル