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J-GLOBAL ID：201702253949713959   整理番号：17A0822314

共析出法により作製した単一相Zn_1-xMn_xS希釈磁性半導体における室温強磁性

Room temperature ferromagnetism in single-phase Zn_1-xMn_xS diluted magnetic semiconductors fabricated by co-precipitation technique

著者 (6件)： HASSAN M. (Univ. Punjab, Lahore, PAK) ,  YOUNAS S. (Univ. Punjab, Lahore, PAK) ,  SHER F. (Lahore Univ. Management Sci.(LUMS), Lahore, PAK) ,  HUSAIN S.S. (Univ. Punjab, Lahore, PAK) ,  RIAZ S. (Univ. Punjab, Lahore, PAK) ,  NASEEM S. (Univ. Punjab, Lahore, PAK)
資料名： Applied Physics. A. Materials Science & Processing  (Applied Physics. A. Materials Science & Processing)
巻： 123  号： 5  ページ： 352.1-8  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： D0256C  ISSN： 0947-8396  CODEN： APHYCC  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マンガンドープ硫化亜鉛Zn_1-xMn_xS(x=0.00,0.02,0.04,0.06,0.08,0.10モル%)磁性半導体を作製し,その特性を調べた。試料は簡単で安価な共析出法により作製された。X線回折により,試料は立方晶の単結晶で,ナノ結晶性を持つことを確認した。計算した残留歪が格子定数に影響することも見出した。走査型電子顕微鏡画像は,ナノ粒子,及びこれらが合体してできた均一サイズ分布の粒体の存在を示した。Mn濃度の増大と共に表面均一性は減少した。振動試料磁力計測定は,室温での試料の弱い強磁性の存在を示した。しかし,著しい常磁性成分の寄与も明らかであった。これらの結果は,作製した試料がナノデバイスにおけるスピントロニクス応用の可能性を持つことを示す。

シソーラス用語： *硫化亜鉛 ,  *マンガン ,  *ドーピング ,  *析出 ,  *磁性半導体 ,  X線回折 ,  電子顕微鏡観察 ,  ナノ粒子 ,  濃度依存性 ,  *強磁性 ,  常磁性 ,  スピントロニクス ,  固体素子 ,  ナノ結晶
準シソーラス用語： *共析出 ,  *希釈磁性半導体 ,  *室温強磁性 ,  ナノデバイス

分類 (2件)： 半導体の結晶成長  (BK13040X) ,  その他の無機化合物の磁性  (BM06060P)

タイトルに関連する用語 (5件)： 共析出 ,  作製 ,  単一相 ,  希釈磁性半導体 ,  室温強磁性