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J-GLOBAL ID:201702253960427747   整理番号:17A1407258

女性生殖器疾患におけるプラスミノーゲン活性化因子阻害剤1型の役割

Role of Plasminogen Activator Inhibitor Type 1 in Pathologies of Female Reproductive Diseases
著者 (8件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年08月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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正常妊娠は主としてプラスミノーゲン活性因子阻害剤1型(PAI-1)の増加が引き起こす線維素溶解能の低下を伴う血液凝固亢進状態である。PAI-1は組織型プラスミノーゲン活性因子(tPA)およびウロキナーゼ型プラスミノーゲン活性因子(uPA)を含むプラスミノーゲン活性因子の主な阻害剤である。ヒト胎盤においてPAI-1は絨毛間質栄養芽層および血管栄養芽層に発現する。着床および胎盤形成時にPAI-1は細胞外マトリックス(ECM)分解を阻害し,その結果,栄養膜浸潤の阻害を引き起こす。本研究で著者らはPAI-1が関与する各種生殖器疾患に関する文献をレビューした。PAI-1濃度は不育症(RPL),子癇前症,胎児成長遅滞(IUGR),過去の妊娠時の妊娠糖尿病(GDM),子宮内膜症および多嚢胞卵巣症候群(PCOS)の患者で増加する。一般に,血液中のPAI-1の発現の増加は不妊症のリスク増大および害妊娠転帰と関連する。GDMおよびPCOSはPAI-1の4G/5G多型の遺伝的役割に関連する。本レビューは生殖器疾患におけるPAI-1の役割に関する最新知見の概要を示した。PAI-1は生殖器疾患に関する有力な監視バイオマーカーであり,近い将来に治療標的となり得る。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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泌尿生殖器の疾患  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (3件):
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