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J-GLOBAL ID：201702253967048466   整理番号：17A0716290

誘導結合プラズマ-タンデム質量分析による植物治療薬の元素分析

Elemental Analysis of Phytotherapeutic Products by Inductively Coupled Plasma-Tandem Mass Spectrometry

著者 (5件)： VIRGILIO Alex (Federal Univ. Sao Carlos, Sao Paulo, BRA) ,  AMAIS Renata Stabile (Univ. Sao Paulo, Sao Paulo, BRA) ,  SCHIAVO Daniela (Agilent Technol. Brazil, Sao Paulo, BRA) ,  NETO Jose Anchieta Gomes (Sao Paulo State Univ. - UNESP, Sao Paulo, BRA) ,  NOBREGA Joaquim de Araujo (Federal Univ. Sao Carlos, Sao Paulo, BRA)
資料名： Analytical Letters  (Analytical Letters)
巻： 50  号： 4-6  ページ： 842-852  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： B0926A  ISSN： 0003-2719  CODEN： ANALBP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 四重極1-八重極-四重極2の形のタンデム質量分析計の八重極に酸素ガスを色々な流量で供給し,四重極1と四重極2とが同じ標的イオン質量を測定する場合と四重極2が反応で生成したイオンを測定する場合の2つの方法でAs,Cd,Cr,Ni,Pb及びVの測定法を検討した。Cd,Cr,Ni及びPbは遊離原子イオンを測定し,AsとVはAsO¹及びVO⁺とすると測定しやすいことが示された。本測定法を薬用植物起源の薬剤中不純物元素を調べる手段として利用することを検討した。リンゴの葉とトマトの葉の認証標準物質を本法の正確さを確認するために利用した。回収率85~113%が得られ,認証値と統計的な差のない結果が得られることを報告した。As,Cd,Cr,Ni,Pb及びVの検出限界はそれぞれ,0.01,0.0002,0.008,0.008,0.003及び0.002μg・g^-1であった。本手法を4種植物治療薬に適用し,これら元素含有量が許容濃度以下であることを報告した。

シソーラス用語： *ICP-MS分析 ,  *タンデム質量分析 ,  *植物性生薬 ,  *元素分析 ,  多重極 ,  *不純物 ,  酸素 ,  四重極質量分析 ,  葉分析
準シソーラス用語： 八重極

分類 (2件)： 有機物質中の元素の物理分析  (CC03032S) ,  生薬一般  (GX06010Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 誘導結合プラズマ ,  タンデム質量分析 ,  植物 ,  治療薬 ,  元素分析