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J-GLOBAL ID：201702253994004158   整理番号：17A1445185

ヒストン超えて-蛋白質リジンメチル化の拡大する役割【Powered by NICT】

Beyond histones - the expanding roles of protein lysine methylation

著者 (3件)： Wu Zhouran (Department of Chemistry and Biochemistry, University of Regina, Canada) ,  Connolly Justin (Institute of Biochemistry and Department of Biology, Carleton University, Ottawa, Canada) ,  Biggar Kyle K. (Institute of Biochemistry and Department of Biology, Carleton University, Ottawa, Canada)
資料名： FEBS Journal  (FEBS Journal)
巻： 284  号： 17  ページ： 2732-2744  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0206B  ISSN： 1742-464X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ロバストなシグナル伝達ネットワークは細胞生存に必須である。分子レベルでは,これはしばしば蛋白質に対して行われた200多くの異なるタイプの翻訳後修飾(PTM)により仲介される。これらはリン酸化,ユビキチン化,アセチル化及びメチル化のような良く知られた例を含んでいる。これらの修飾のうち,非ヒストン蛋白質のリジンメチル化は最近多くの蛋白質に起こる一般的な修飾として出現し,ヒストンコードを超えてその役割を拡張する。今日まで,この修飾は蛋白質活性,蛋白質-蛋白質相互作用と他のPTMとの相互作用を調節することが分かった。その結果,リジンメチル化は,蛋白質機能のコーディネーターであることが知られており,いくつかの細胞シグナル伝達事象において重要な推進要素である。質量分析における最近の進歩は,多くの蛋白質に多くリジンメチル化事象の特性化を可能にした。結果として,著者らは多くの生物学的過程,特にDNA損傷修復,細胞増殖,代謝およびシグナル伝達を含むに関与していることを動的イベントとしてのリジンメチル化を認識し始めている。最近の研究の進歩に照らして,ステージは,生理的及び病理的プロセスと全プロテオーム,その動態,及びその関連内に存在するリジンメチル化の程度を調べるために設定した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *メチル化 ,  プロテオーム ,  アセチル化 ,  DNA損傷 ,  翻訳後修飾 ,  *ヒストン ,  質量分析 ,  非ヒストンタンパク質 ,  細胞増殖 ,  相互作用 ,  リン酸化 ,  *タンパク質 ,  ユビキチン化 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： 蛋白質間相互作用 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 非ヒストンリジンメチル化 ,  翻訳後修飾 ,  蛋白質修飾

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (1件)： リジン

タイトルに関連する用語 (6件)： ヒストン ,  蛋白質 ,  リジン ,  メチル化 ,  拡大 ,  役割