抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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明治初期の山梨県は養蚕・製糸事業,果樹栽培等が進み,急激な伐採は大規模な山林荒廃をもたらした。明治40年8月笛吹付近での連続雨量500mmに達した豪雨は,笛吹川支流金川流域の屋敷入沢等にて土石流を発生させ多くの死傷者を伴う災害となった。明治43年から大正7年の間に40基以上の石積堰堤が構築された。山腹工と渓流保全工が調和し,最下流の7号堰堤(堤長66m,堤高6.4m)は最大の施設で河道安定に貢献しており,「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録有形文化財に平成21年登録された。