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J-GLOBAL ID：201702254002583872   整理番号：17A1378740

糖水和に及ぼす三重溶質/イオン/水相互作用の役割:容積測定アプローチ【Powered by NICT】

Role of the triple solute/ion/water interactions on the saccharide hydration: A volumetric approach

著者 (3件)： Teychene J. (Laboratoire de Genie Chimique, Universite de Toulouse, CNRS, INPT, UPS, Toulouse, France) ,  Roux-De Balmann H. (Laboratoire de Genie Chimique, Universite de Toulouse, CNRS, INPT, UPS, Toulouse, France) ,  Galier S. (Laboratoire de Genie Chimique, Universite de Toulouse, CNRS, INPT, UPS, Toulouse, France)
資料名： Carbohydrate Research  (Carbohydrate Research)
巻： 448  ページ： 118-127  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0929A  ISSN： 0008-6215  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,中性溶質の水和挙動を支配し,が溶液中に存在するイオンの性質に関する機構の理解を深めることである。,糖類の系統的体積研究(キシロース,グルコース,およびスクロース),種々の電解質(LiCl,NaCl,KCl,Na_2SO_4,K_2SO_4,CaCl_2,MgCl_2,MgSO_4)の存在下では,このデータから,溶質の水和状態を特徴づける,糖ΔVφ,0の標準移動モル体積を決定した298.15Kでの密度測定を行った。電解質濃度とΔVφ,0の正の増加値が得られた。これは電解質の存在下での糖類の脱水を示し,糖/カチオン相互作用の優勢に起因する。カチオンの影響に関しては,糖類は一価アルコールの存在下においてもより二価カチオンの存在下で脱水することを示した。これは相互作用は糖類と二価カチオン間のより強い,一価カチオンのそれらと比較してからである。特異的カチオン原子価とモル濃度では,アニオンにかかわらず,糖の脱水は,配列に従って増加する:Li~+<Na~+<K+~+とMg~2+<Ca~2~+。これら糖脱水配列はカチオンの水和のGibbs自由エネルギーにより説明され,カチオン/水相互作用を反映した。特異的カチオン原子価のために,減少した陽イオン/水相互作用は糖脱水の増加を誘導すると結論した。アニオンの影響に関して,糖類は一価のものの存在下でよりも二価アニオンの存在下でより脱水したことが観察された。糖/カチオン相互作用はアニオンの性質によって変調されることを述べた。アニオン影響は再び水分子と相互作用する能力に起因していた。水和のGibbs自由エネルギーの値を増加するとアニオンは糖/カチオン相互作用の増加または糖/アニオン相互作用の低下を引き起こすことを指摘した。,糖脱水は増加した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *相互作用 ,  Gibbs自由エネルギー ,  モル体積 ,  *体積測定 ,  脱水 ,  原子価 ,  *溶質 ,  水分子 ,  カチオン ,  *水和 ,  アニオン ,  電解質 ,  ヘキソース ,  アルドース
準シソーラス用語： 二価カチオン ,  糖質 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 糖類 ,  電解質 ,  水和 ,  部分モル体積標準移動 ,  相互作用

分類 (3件)： 少糖類  (CF10053Y) ,  分子の立体配置・配座  (BH05022J) ,  多糖類  (CF10054P)

物質索引 (1件)： グルコース

タイトルに関連する用語 (9件)： 糖 ,  水和 ,  三重 ,  溶質 ,  イオン ,  水 ,  相互作用 ,  役割 ,  容積測定