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J-GLOBAL ID：201702254011503986   整理番号：17A0898010

凍結防止剤水溶液の繰り返し散布がアスファルト混合物の引張強度に与える影響

Influence of the Tensile Strength of the Asphalt Mixture After Repeated Pouring Experiment of Anti-Freezing Agent Solution

著者 (3件)： 近藤崇 (苫小牧工高専) ,  高橋正一 (苫小牧工高専) ,  渡辺暁央 (苫小牧工高専)
資料名： 日本雪工学会論文集  (Journal of Snow Engineering of Japan)
巻： 33  号： 3  ページ： 41-49  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： F1523A  ISSN： 2189-1451  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 凍結防止剤の繰返し散布実験の方法を示し,1サイクルの実験の時間短縮法を提案した。実験において,凍結防止剤を散布した後のアスファルト混合物の温度低下と冬の気温低下の関係,及び散布面に対して上下方向の引張強度の変化について検討した。凍結防止剤水溶液を散布した後に,アスファルト混合物の表面付近の温度は急低下し,これは気温低下に較べて非常に急激であった。凍結防止剤水溶液散布後,コア供試体の表面に亀裂が発生し,引張強度が低下した。凍結防止剤水溶液散布によって,アスファルト舗装表面の劣化が進むことが示された。

シソーラス用語： *アスファルト混合物 ,  *凍結防止剤 ,  水溶液 ,  食塩 ,  *凍結融解試験 ,  繰返し試験 ,  表面温度 ,  測定データ ,  気温 ,  温度変動 ,  *反応速度 ,  引張試験 ,  *引張強さ ,  アスファルト舗装 ,  耐久性 ,  アメダスデータ ,  *機械的性質 ,  *強度

分類 (1件)： アスファルト舗装,たわみ性舗装  (RC04040R)

引用文献 (18件)：

• 土木学会: 舗装工学ライブラリー6 「積雪寒冷地の舗装」, 丸善株式会社, 2011
• 小尾稔・田口史雄・嶋田久俊: 路面凍結防止剤がコンクリート橋の塩害,凍害に及ぼす影響, 寒地土木研究所月報, No.635, 2006, pp.3-9.
• 田口史雄・小尾稔・遠藤裕丈: コンクリートの凍害および塩害による複合劣化に関する調査, コンクリート工学年次論文集, Vol.28, No.2, 2006, pp.971-976.
• 加藤善史・鹿野裕・小林孝一・六郷恵哲: 凍害と塩害の複合劣化がスケーリングと鉄筋腐食に与える影響, コンクリート工学年次論文集, Vol.33, No.1, 2011, pp.893-898.
• 藤川篤司・渡辺暁央・近藤崇・石川裕一: 塩水流下によるコンクリート中の塩化物イオン浸透量に関する実験的検討, プレストレストコンクリート工学会第22回シンポジウム論文集, 2013, pp.173-176.

タイトルに関連する用語 (5件)： 凍結防止剤 ,  水溶液 ,  散布 ,  アスファルト混合物 ,  引張強度