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J-GLOBAL ID:201702254039091576   整理番号:17A0414006

デューラムコムギ品種Bairdsにおける赤さび病に対する成体抵抗性遺伝子座の遺伝的解析とマッピング

Genetic analysis and mapping of adult plant resistance loci to leaf rust in durum wheat cultivar Bairds
著者 (7件):
資料名:
巻: 130  号:ページ: 609-619  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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国際トウモロコシ・コムギ改良センター(CIMMYT)が育成したデューラムコムギ系統Bairdsは,メキシコの圃場環境で,赤さび病に対して十分な成体抵抗性を示している。本研究では,BairdsとAtred(赤さび病感受性)との交配に由来する組換自殖系統集団を供試して,メキシコにおいて,赤さび病菌レースBBG/BPに対する反応を調査した。その結果,4つの量的形質遺伝子座(QTL)が染色体腕1BL,2BC(セントロメア領域),5BLと6BL上で見出され,各々,Lr46,QLr.cim-2BC,-5BLと-6BLと命名された。これらの耐病性遺伝子は,Atedに由来するQLr.cim-2BCを除いて,全てBairdsの遺伝子である。染色体1BL上のLr46は既知遺伝子であるが,QLr.cim-6BLは新規遺伝子である。こうした結果から,4つのQTLを組み合わせた組換自殖系統は,今後のデューラムコムギ耐病性育種における成体抵抗性の供給源として有用となろう。
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分類 (3件):
分類
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菌類による植物病害  ,  麦  ,  遺伝子の構造と化学 

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