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J-GLOBAL ID：201702254061122348   整理番号：17A0754585

MDCK上皮細胞単層を介した脂質ナノ液滴の輸送【Powered by NICT】

Transport of lipid nano-droplets through MDCK epithelial cell monolayer

著者 (2件)： Khatri Pulkit (AmbioPharm, Inc., 1024 Dittman Court, North Augusta, SC 29842, USA) ,  Shao Jun (Department of Pharmaceutical Sciences, College of Pharmacy and Health Sciences, St. John’s University, 8000 Utopia Parkway, Queens, NY 11439, USA)
資料名： Colloids and Surfaces. B. Biointerfaces  (Colloids and Surfaces. B. Biointerfaces)
巻： 153  ページ： 237-243  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0541A  ISSN： 0927-7765  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,MDCK上皮細胞単層を介して脂質ナノ液滴の輸送を調べることを目的とする。放射性C18トリグリセリドで標識した自己ナノ乳化ドラッグデリバリーシステム(SNEDDS)のナノエマルションを開発した。輸送に及ぼす液滴サイズと脂質組成の影響を調べた。結果はMDCK細胞単層を介して脂質ナノ液滴輸送は2.5%と高いことを示した。脂質ナノ液滴の輸送は長鎖グリセリドよりも中鎖グリセリドのナノエマルションの方が高かった。平均脂質ナノ液滴サイズは38nmから261nmまで増加すると輸送は半分以下に減少した。ナノエマルションはドナーチャンバーに添加した場合にのみではなく界面活性剤または生理食塩水を添加した場合,液滴サイズ測定は受信機室における脂質ナノ液滴の存在を確認した。cryo TEM画像により,輸送検討最終時での両ドナーとレシーバーチャンバーにおける脂質ナノ液滴の存在を確認した。結論として,脂質ナノ液滴は細胞単層を通して輸送されることができる。この知見はSNEDDS内部負荷高分子の経口および他の非侵襲的送達をさらに探索するために役立つ可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： グリセリド ,  画像 ,  液滴径 ,  *MDCK細胞 ,  界面活性剤 ,  乳化 ,  *単一層 ,  ドラッグデリバリーシステム ,  ドナー ,  *脂質 ,  高分子
準シソーラス用語： cryo-TEM ,  ナノエマルション ,  *ナノ液滴 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (10件)： SNEDDS ,  ナノエマルション ,  脂質ナノ液滴 ,  液滴サイズ ,  脂質組成 ,  MDCK細胞単層 ,  輸送 ,  Macromolecule ,  経口デリバリー ,  低温TEM

分類 (4件)： 液-液界面  (CB12030F) ,  コロイド化学一般  (CB11010C) ,  生体膜一般  (EF04010G) ,  物理薬剤学  (GY01012A)

タイトルに関連する用語 (5件)： MDCK上皮細胞 ,  単層 ,  脂質 ,  ナノ液滴 ,  輸送