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J-GLOBAL ID:201702254074315062   整理番号:17A1820134

トマトのleaf curl Taiwan virusのC2蛋白質はchromomethylasesをコードする宿主遺伝子の発現を阻害する病原性決定因子である【Powered by NICT】

The C2 protein of tomato leaf curl Taiwan virus is a pathogenicity determinant that interferes with expression of host genes encoding chromomethylases
著者 (7件):
資料名:
巻: 161  号:ページ: 515-531  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0602A  ISSN: 0031-9317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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トマト(Solanum lycopersicum)は世界中で最も重要な作物の一つであり,ジェミニウイルスにより著しく影響される。ジェミニウイルスに属する,トマトのleaf curl Taiwan virus(ToLCTWV)は台湾で単離され,大きな作物損失の原因となる。ジェミニウイルスコードC2蛋白質はウイルスと宿主植物間の良好な相互作用のために重要である。ToLCTWVのウイルスC2蛋白質の正確な機能は調べられていない。トマト品種「Micro-TomおよびNicotiana benthamianaにおける一過性あるいは安定な発現によるC2蛋白質の分子機能(s)を分析した。ToLCTWVに感染したトマトとN.benthamianaの深刻な発育阻害が観察された。ToLCTWV C2緑色蛍光蛋白質(GFP)融合蛋白質の発現は主に核に位置し,コート蛋白質プロモーターの活性化に寄与した。注目すべきことに,C2GFP蛍光は,核凝集体に分布していた。ジャガイモXウイルス(PVX)-C2を接種したトマトとN.benthamiana植物はクロロシス病斑および成長阻害を示した。PVX C2はN.benthamiana植物における活性酸素種の産生を伴う過敏応答,ウイルスは宿主防御応答を誘導する可能性認識標的であることを示唆したを誘発した。トマトとN.benthamianaでは,ToLCTWV C2はchromomethylasesをコードする遺伝子の発現を妨げることが分かった。抑制NbCMT3 2発現とN.benthamiana植物はToLCTWV感染に対する感受性が高かった。C2蛋白質を発現するトランスジェニックN.benthamiana植物はNbCMT3 2遺伝子の発現低下とpNbCMT3 2::GUS(β-グルクロニダーゼ)プロモーター活性を示した。C2蛋白質であるToLCTWVの重要な病原性決定因子とDNAメチル化に関与する宿主成分を阻害した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  遺伝子発現 

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