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J-GLOBAL ID：201702254101859468   整理番号：17A1639716

後肢無負荷ラットの前肢及び後肢における機械感覚性骨細胞蛋白質の差次的応答【Powered by NICT】

Differential responses of mechanosensitive osteocyte proteins in fore- and hindlimbs of hindlimb-unloaded rats

著者 (7件)： Metzger Corinne E. (Department of Health and Kinesiology, Texas A&M University, College Station, TX 77843, United States) ,  Brezicha Jessica E. (Department of Biomedical Engineering, Texas A&M University, College Station, TX 77843, United States) ,  Elizondo Jon P. (Department of Mechanical Engineering, Texas A&M University, College Station, TX 77843, United States) ,  Narayanan S. Anand (Department of Medical Physiology, Texas A&M University Health Science Center, Temple, TX 76504, United States) ,  Hogan Harry A. (Department of Biomedical Engineering, Texas A&M University, College Station, TX 77843, United States) ,  Hogan Harry A. (Department of Mechanical Engineering, Texas A&M University, College Station, TX 77843, United States) ,  Bloomfield Susan A. (Department of Health and Kinesiology, Texas A&M University, College Station, TX 77843, United States)
資料名： Bone (New York)  (Bone (New York))
巻： 105  ページ： 26-34  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0177D  ISSN： 8756-3282  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 骨細胞は,骨組織の一次機械センサー,特異的蛋白質を放出することにより骨芽細胞と破骨細胞へのシグナル伝達であると信じられている。スクレロスチン,インターロイキン-6(IL 6),およびインシュリン様成長因子-I(IGF I)は骨芽細胞へシグナル伝達する骨細胞蛋白質である。本研究の主な目的は,機械的負荷に対する骨細胞の応答蛋白質は後肢懸垂(HU)げっ歯類モデルを用いた無負荷骨に限定されているかどうかを決定することであった。またすべて三骨細胞蛋白質との相互作用に起因する腫瘍壊死因子-α(TNF α)を検討した。無負荷後肢海綿骨は,対照と比較して変化した骨細胞蛋白質(スクレロスチン,IL-6,およびIGF-I)応答を持つであろうという仮説を立てたが,体重負荷前肢での応答は自分で対照と有意差がなかった。雄Sprague Dawleyラット(7か月齢)を28日間HU(n=7)または正常ケージ活性(CON; n=7)のいずれかを経験した。無負荷遠位大腿骨と荷重上腕骨近位端はHU対CONで比較した。骨幹端骨密度はHUラット後肢,近位上腕骨,CON値と比較してではなく減少した。骨細胞密度はHU遠位大腿骨の30%であったが,上腕骨近位端におけるCON異なっていなかった。遠位大腿骨における%スクレロスチン+骨細胞は,CONと比較してHUでより高かったが,上腕骨近位部で低かった。両%IGF-I+と%IL-6+骨細胞はHUの上腕骨近位端におけるHUの大腿骨遠位部で低かったが,高かった。,骨芽細胞のマーカーであるOsterix表面は遠位大腿骨におけるHUで低かった;が,上腕骨近位端をよりHU%オステリックス+表面を有していた。HU%カテプシンK~+表面では,破骨細胞のマーカー,大腿骨遠位部で高く,上腕骨近位部で低かった。%TNF-α+骨細胞は,骨部位でCONと差がなかった。スクレロスチン,IL-6,およびIGF-IのHU上腕骨近位端骨細胞蛋白質応答から,同じ動物における遠位大腿骨で観察されたように反対方向に変化した。同じ動物で後肢と前肢骨における骨細胞蛋白質と骨芽細胞表面の逆の応答は,無負荷後肢における骨細胞は機械的歪の欠如を感じながらも,HU動物における体重負荷前肢における骨細胞は局所歪の幾らかの増加を感知し,骨芽細胞への分子シグナルを発生させることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 骨芽細胞 ,  体重 ,  上腕骨 ,  *タンパク質 ,  骨密度 ,  破骨細胞 ,  カテプシン ,  センサ ,  インターロイキン6 ,  IGF1 ,  大腿骨 ,  相互作用
準シソーラス用語： スクレロスチン ,  *骨細胞 ,  *後肢 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： スクレロスチン ,  インターロイキン-6 ,  インシュリン様成長因子-I ,  機械的負荷

分類 (2件)： 骨格系  (EJ10030R) ,  運動器系の基礎医学  (GG01020B)

タイトルに関連する用語 (8件)： 後肢 ,  無負荷 ,  ラット ,  前肢 ,  機械感覚 ,  骨細胞 ,  蛋白質 ,  応答