抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では2014年度と2015年度に栃木県宇都宮市で行われた皆伐作業と植付作業の時間観測調査を行い,皆伐再造林の生産性とコストを分析し,他の事業体で行われた調査結果と比較検討した。2014年度は他の事業体と同様に造材をプロセッサで行ったため,他の事業体と生産性,コストともに同程度であったが,2015年度は造材をチェーンソーで行い,集積を短幹で行った材もあることから生産性は低く,コストは高かった。ただし,2015年度も全国平均と比べると生産性は高く,コストは低かった。2014年度はコンテナ苗の植付作業であったが,ディブルは不慣れなため,唐鍬と比較して生産性は低かった。ただし,普通苗と比較すると生産性は高い。再造林コストは皆伐作業終盤にグラップルローダで地拵えを行ったため省力化されたが,コンテナ苗植栽については苗木代が高いため,コスト低減にはいたらなかった。(著者抄録)