文献
J-GLOBAL ID:201702254313654617   整理番号:17A1492038

昆虫病原性線虫に対するコガネムシ類幼虫,Polyphylla adspersa Motschulsky(甲虫目,コガネムシ科)の生理的防御【Powered by NICT】

Physiological defense of the white grub, Polyphylla adspersa Motschulsky (Col., Scarabaeidae) against entomopathogenic nematodes
著者 (5件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 878-885  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3436A  ISSN: 1226-8615  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究は昆虫病原性線虫(EPN),Heterorhabditis bacteriophoraおよびSteinernema glaseriで誘発された時,コガネムシ幼虫Polyphylla adspersa Motschulsky(甲虫目,Melolonthidae)の免疫応答の調節を検討した。免疫系を調べるために,昆虫病原性線虫の20感染性幼生(IJs)は,インキュベーション時間で幼虫血リンパに注入した。注入後(hpi)種々の時間でEPNに対する幼虫のHaemocytic反応は,全血球数(THC)と微分血球数(DHC)の変化を示した。顕著で典型的な細胞反応としてのカプセル化は,H.bacteriophoraの8hpiとS.glaseriの12hpiで最大速度に達した。H.bacteriophoraに対するカプセル化反応はS.glaseriに対するそれと有意に異なっていた。二齢幼虫とは対照的に,EPNの両種を注入した場合に第三幼虫期は高いカプセル化速度と比フェノールオキシダーゼ活性を有していた。この酵素活性に関連した体液性反応は,S.glaseriの18hpiとH.bacteriophoraの12hpiで初期メラニン沈着を形成できた。しかし,EPNはおそらくそれらの病原性ポテンシャルと共生細菌によるhemolymphsにおける循環血球の数を減少させた。発生,THCの減少が続いた,幼虫の細胞性及び体液性応答の強度を減少させた。幼虫の免疫系は,昆虫病原性線虫と初期感染により活性化されたが,最終的にそれらの活性により抑制された。EPN,S.glaseri,H.bacteriophoraに対するP.adspersaのコガネムシ幼虫の弱い免疫反応を示した。この発見は昆虫防御系を抑制するその病原性と能力に適したEPN種の選択を容易にすることによって生物的防除管理を助けることができた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物的防除  ,  昆虫・ダニによる植物被害 

前のページに戻る