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J-GLOBAL ID:201702254332586067   整理番号:17A0019104

変化する瀬戸内海-生物多様性・生物生産性の観点から-瀬戸内海の藻場・干潟~近年の変化と今後の保全に向けて~

著者 (1件):
資料名:
号: 72  ページ: 8-11  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: L1038B  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本稿では,瀬戸内海の生態系の基盤を支える藻類やアマモ,及びそれらのハビタットである藻場・干潟にみられる近年の変化と,それに関連したいくつかのトピックを紹介した。富栄養化が進行した海域では,グリーンタイドと呼ばれるアオサ類やアオノリ類などの緑藻による水中での浮遊しながらの急速な増殖が起こり,例えば1990年代には広島湾などで大量のアオサの漂着が問題となった。2000年代に入るとアオサは減少傾向となったが,海水中の栄養塩の低下で養殖ノリの色落ち問題が深刻化した。一方,岡山県では,藻場再生の取り組みにより,近年はアマモ場が回復している。瀬戸内海では水質が改善傾向にあり,アマモ場も回復傾向にあるが,地球温暖化により将来起こりうる環境変化への適応の準備にも心する必要があろう。
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分類 (2件):
分類
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海藻類  ,  植物生態学 
引用文献 (7件):
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