抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的;硬直性脊椎炎(ankylosing spondylitis,AS)患者の股関節の危険因子を検討し、臨床早期介入に根拠を提供する。方法;94例のAS患者の臨床資料を遡及的に分析し、股関節の有無により、股関節の受ける群(36例)と股関節の受けない群(58例)に分けた。股関節の具体的な状況を観察した。2群の患者の発病年齢、赤血球沈降率(erythrocyte sedimentation rate、ESR)、血清C反応性蛋白(C-reactiveprotein、CRP)含有量、血清免疫グロブリンG(immunoglobulin G、IgG)含有量、Schober試験値及び後頭壁距離を比較した。結果;36例の股関節損傷患者の中で、片側股関節の損傷は7例、両側の股関節の病変は29例で、その中の37個の大腿骨頭の嚢性変化、26個の大腿骨頭の壊死、21個の股関節の隙間が狭く、8個の股関節の繊維性硬直あるいは骨性強直であった。股関節の非侵襲性群と比較して,有意差は認められなかった。股関節症群の発症年齢が低く、ESRが高く、血清CRP含有量とIgG含有量が高く、Schober試験値が低く、後壁距離が大きい[(21.3±2.7)mg・L-1、t=8.626、P=0.009;(52.8±31.5)mg・L~(-1)、t=8.826、P=0.009;(32.8±12.7)cm、t=6.975、P=0.018;結論;発病年齢が低く、ESRが高く、血清CRP含有量とIgG含有量が高く、Schober試験値が低く、後壁の距離が大きく、いずれもAS患者の股関節損傷に影響を与える危険因子である可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】