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J-GLOBAL ID:201702254349554444   整理番号:17A0439931

ガラス形成の脆性がTgナノ閉込め効果の強度を決定するか?

Does fragility of glass formation determine the strength of Tg-nanoconfinement effects?
著者 (5件):
資料名:
巻: 146  号: 10  ページ: 104902-104902-15  発行年: 2017年03月14日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ナノスケールの閉込めは,ガラス形成材料のガラス転移及び関連した機械的特性と輸送特性を変えることが示されてきた。ナノ閉込め効果,過冷却液体での協同動力学及びガラス形成の“脆性”(又は温度急峻性)の間の予想される相互関係に触発され,Tgに及ぼすナノ閉込め効果がより脆性なガラス形成をより顕著にすることを一般的に期待した。ここで,著者らは,いくつかの経路により脆性を系統的に調整したモデル高分子のバルク及びナノ閉込め下でのガラス形成の分子動力学シミュレーションを用いた。結果は,システムの一部を考慮した場合,脆性とナノ閉込め効果の強度の間の相関が,良くても控えめに弱いことを示した。この結果は,ガラス形成のAdam-Gibbs理論の再分析と一致しており,脆性が必ずしもガラス形成液体中での共同運動のスケールによる普遍的な方法をたどらないことを示している。最後に,著者らは,組成勾配又は動的勾配のさまざまな部分に関する測定感度での変動性のような因子が,脆性のような変数を用いたTgナノ閉込め効果での傾向を同定する取り組みを大幅に混乱させる可能性があることがわかり,この問題の調査において多種多様なデータセット及び多重計測を使用することの重要性を強調した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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高分子溶液の物性一般  ,  その他の非晶質の構造  ,  有機化合物の薄膜 
タイトルに関連する用語 (4件):
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