文献
J-GLOBAL ID:201702254355903975   整理番号:17A1625134

アクチニン 1とアクチニン-4は癌細胞による浸潤突起形成における必須ではあるが異なる役割を果たす【Powered by NICT】

Actinin-1 and actinin-4 play essential but distinct roles in invadopodia formation by carcinoma cells
著者 (14件):
資料名:
巻: 96  号:ページ: 685-694  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0951A  ISSN: 0171-9335  CODEN: EJCBDN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
浸潤突起は,腫瘍浸潤と転移の間の細胞外マトリックス(ECM)を分解する癌細胞により形成される腹側膜の突出した。浸潤突起の形成は,いくつかのアクチン調節蛋白質の協調的活性化に起因することをアクチンフィラメント(F-アクチン)の集合により開始される。アクチニン 1とアクチニン-4は非筋肉細胞で発現するアクチン束化蛋白質であり,アクチニン-4は癌細胞の悪性表現型と選択的に関連する。本研究では,浸潤突起形成におけるアクチニン-1と 4の役割を調べた。両アクチニン-1と 4の発現は非侵襲的でより浸潤性および転移性乳癌細胞株で高い傾向にあった。免疫蛍光分析は,アクチニン-1と 4は浸潤突起のコアアクチン構造で共局在することを明らかにした。タイムラプスイメージングは進入仮足の両方でアクチニンの出現は,F-アクチンの集合に付随することを示した。アクチニン-1またはアクチニン-4のノックダウンは,癌細胞によるE CMの浸潤突起と分解の形成を抑制した。興味深いことに,アクチニン-1ではなく,アクチニン-4の過剰発現は浸潤突起の形成を有意に促進し,この活性はアクチン結合ドメインとアクチニン-4にのみ存在するユニークなN末端モチーフを必要とした。これらの結果は,アクチニン-1とアクチニン-4の両方が,浸潤突起でのF-アクチンの集合に関与することを示した。さらに,アクチニン-4は癌細胞の浸潤突起仲介浸潤を加速する選択的利点を持っている可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  細胞構成体一般  ,  生物学的機能  ,  細胞分裂・増殖 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る