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J-GLOBAL ID：201702254397386563   整理番号：17A0448030

動的塑性変形下での316Lステンレス鋼の硬度増加の限界【Powered by NICT】

Limitations on the hardness increase in 316L stainless steel under dynamic plastic deformation

著者 (2件)： Agrawal Ankur K. (Department of Metallurgical Engineering and Material Science, Indian Institute of Technology Bombay, Mumbai 400076, India) ,  Singh Aparna (Department of Metallurgical Engineering and Material Science, Indian Institute of Technology Bombay, Mumbai 400076, India)
資料名： Materials Science & Engineering. A. Structural Materials: Properties, Microstructure and Processing  (Materials Science & Engineering. A. Structural Materials: Properties, Microstructure and Processing)
巻： 687  ページ： 306-312  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0589B  ISSN： 0921-5093  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,低積層欠陥エネルギーのオーステナイト系ステンレス鋼の動的塑性変形(DPD)条件下で圧縮歪の増加に伴って硬度上昇の限界を調べた。316Lは20%から80%の範囲の工学株で80秒~ 1の歪速度で圧縮した。双晶境界,転位網と結晶粒微細化の組み合わせは,80%の圧縮歪で150%の硬度増加をもたらした。しかし,強度対歪挙動は,漸近的であることが観察され,強度上昇の利点を提供する60%以上の歪での歪しなかった。このような高歪では,{110}面に強い集合組織の発達は,この研究で観察された。この集合組織は,変形双晶化の低いSchmid因子を持っている。双晶形成と双晶誘起結晶粒微細化は双晶による変形を制限するSchmid因子の重要な役割を検証するより高い歪で飽和したことを観察した。転位活性は60%以上の歪で一定となることを見出した。これは,歪の最適値を超えると,有意な強化は316LのDPD条件下で付加的な歪を達成できないことを意味する。さらに,集合組織の発達は316Lの機械的および腐食特性に重大な意味を持っている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 結晶粒微細化 ,  *硬度 ,  双晶 ,  歪速度 ,  集合組織 ,  積層欠陥エネルギー ,  双晶境界 ,  *塑性変形 ,  変形双晶 ,  オーステナイト系ステンレス鋼 ,  転位網
準シソーラス用語： 腐食挙動 ,  双晶化 ,  圧縮歪 ,  *SUS316L , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ナノ双晶 ,  高歪速度変形 ,  オーステナイト系ステンレス鋼 ,  テクスチャ ,  ナノ粒子

分類 (2件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 塑性変形 ,  316Lステンレス鋼 ,  硬度 ,  限界