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J-GLOBAL ID：201702254419625243   整理番号：17A1608132

連続装置の高精度自動運転ツール「高度制御」-なぜ必要なのか

著者 (1件)： 高橋徹 (日本AMT)
資料名： 計装  (Instrumentation Control Engineering)
巻： 60  号： 12  ページ： 16-19  発行年： 2017年12月01日 
JST資料番号： F0485A  ISSN： 0368-5780  CODEN： KISOBT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本記事は石油化学に代表される連続装置の通常運転について高度制御の観点から考察したものである。石油コンビナートの通常運転は収益性に直結するものである。しかしながら,通常運転を最適運転条件で維持していくには,PIDループの設定値のこまめな設定や装置挙動を把握する必要があり熟練オペレータに頼らざるを得ないところがある。ここでは自動化を実現する上で装置挙動を捉える手法として,操作に対する制御変数の動特性をステップ応答としてモデル化し,連続装置の挙動はステップ応答モデルの集合体(ダイナミックマトリクス)としてモデル化した。高度制御ではこのようなモデルと多変数予測制御アルゴリズムにより,出力としてPID設定値を自動的に取得しようとするものである。

シソーラス用語： *石油化学工業 ,  *制御 ,  フィードバック制御 ,  変数 ,  ステップ応答 ,  *多変量解析 ,  指標
準シソーラス用語： PID制御 ,  *高度制御 ,  収益性 ,  制御変数

分類 (1件)： 化学プラントの設計・建設  (XB02020K)

タイトルに関連する用語 (2件)： ツール ,  高度制御