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J-GLOBAL ID：201702254434229581   整理番号：17A1055478

電位依存性ナトリウムチャンネルの開放モデルを通してのイオン輸送の分子動力学研究【Powered by NICT】

Molecular dynamics study of ion transport through an open model of voltage-gated sodium channel

著者 (4件)： Li Yang (MOE Key Laboratory of Bioinformatics, School of Life Sciences, Tsinghua University, Beijing 100084, China) ,  Sun Ruining (MOE Key Laboratory of Bioinformatics, School of Life Sciences, Tsinghua University, Beijing 100084, China) ,  Liu Huihui (MOE Key Laboratory of Bioinformatics, School of Life Sciences, Tsinghua University, Beijing 100084, China) ,  Gong Haipeng (MOE Key Laboratory of Bioinformatics, School of Life Sciences, Tsinghua University, Beijing 100084, China)
資料名： Biochimica et Biophysica Acta  (Biochimica et Biophysica Acta)
巻： 1859  号： 5  ページ： 879-887  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0207A  ISSN： 0005-2728  CODEN： BBBMBS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電位依存性ナトリウム(Na_V)チャンネルは,興奮性細胞のシグナル伝達に重要である。本研究では,原核生物Na_Vチャネル(Na_VRh)の細孔ドメインの開放立体配座をモデル化し,生理的膜貫通イオン濃度勾配の存在下でチャネルを通る数十Na~+イオンの,以前の研究よりも生理的に近かったことを膜貫通電場の移動を追跡するために分子動力学シミュレーションを用いた。チャネルコンダクタンスは,野生型とNa_VRhのDEKA変異体のシミュレーションから推定した。興味深いことに,DEKA変異体から予測された伝導率は真核生物Na_V1 4チャネルに関する実験的測定と良く一致した。さらに,野生型とNa_VRhのDEKA変異体は顕著に異なるイオン透過パターンがあり,原核生物及び真核生物Na_Vチャネルの間の機構的な違いを意味することを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 興奮 ,  原核生物 ,  濃度勾配 ,  野生型 ,  細孔 ,  計算機シミュレーション ,  *チャネル ,  *イオン輸送 ,  立体配座 ,  電場 ,  *分子動力学 ,  真核生物 ,  モデリング
準シソーラス用語： 伝導率 ,  分子動力学シミュレーション ,  *電位依存性ナトリウムチャンネル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Na_Vチャネル ,  イオン透過 ,  イオン移動 ,  チャネルコンダクタンス ,  分子動力学シミュレーション

分類 (3件)： 細胞膜の輸送  (EF04020R) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 電位依存性ナトリウムチャンネル ,  モデル ,  イオン輸送 ,  分子動力学 ,  研究