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J-GLOBAL ID:201702254442194577   整理番号:17A1010624

ラプラス変換は誰が発見したか?(6:最終回)正準集合

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資料名:
巻: 87  号:ページ: 798-802  発行年: 2017年09月01日 
JST資料番号: F0157A  ISSN: 0368-6337  CODEN: KNZKA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本稿では,連載最終回として,ラプラス変換に絡めて正準集合(canonical ensemble)を説明した。正準集合の語源について解説した。親切な解説で人気の高い田崎晴明の「統計力学」では,ミクロカノニカルアンサンブルの説明で,Canonicalは「最も基本的で明瞭な」といった意味であった。ensembleは「アンサンブル(統計集団)」と説明されていた。また,同じ田崎の教科書では,確率分布Pi(can,β)をカノニカル分布,正準分布,またはギブス分布やカノニカルアンサンブルと呼ぶこともある。カノニカルがミクロカノニカルのラプラス変換になる理由は,電気回路のラプラス変換と同じであって,どちらもランダムな確立的過程がその根底にあるからであった。従って,ラプラス変換は確率論と切っても切れない関係にあった。つまりカノニカルアンサンブルに至って,ようやく確率論と結びついた。
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分類 (1件):
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確率論 
タイトルに関連する用語 (3件):
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