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J-GLOBAL ID:201702254518276415   整理番号:17A0468707

最近の測定器 デジタル粉じん計の原理と最新機器

著者 (1件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 66-68  発行年: 2017年04月10日 
JST資料番号: L1138A  ISSN: 0917-1819  CODEN: KTEKER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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デジタル粉じん計は,一般大気環境,労働災害防止,公衆衛生の向上を図る上で重要な法規制の基礎データを得るための測定器として,広く活用されてきた。本稿は,レーザ光源を用いた粉じん計LD型の特性を紹介している。デジタル粉じん計は,粒子に光を当てると光は粒子により散乱され,そこにある粒子の重量濃度に比例するという光散乱の原理を用いた測定器である。従来のP型は白色光源と光電子増倍管を用い,検出角度を90°としていたが,フラックス粒子による粒径特性を見ると0.3μmに感度ピークがあった。作業環境測定現場における粒度分布はこれより大きな数値であったことから,LD型では様々な改善により感度ピークを0.6μmとし,かつ感度特性がなだらかな曲線となるようにした。光源は半導体レーザとし,検出部にはフォトダイオードを用い,検出角度を150°とした。このような改善により,粉じん計で得られる相対濃度を重量濃度に変換する質量濃度変換係数(K値)はP型に比べ小さく,異なる作業場におけるK値の差も安定したものになった。また,自動的に測定値からバックグランド値を減算する機能を持たせることで,測定精度を向上させた。さらに,光源,検出器の小型化および回路の集積化により,携帯性に優れた測定器になっている。
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分類 (1件):
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幾何学的・力学的量の計測一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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