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J-GLOBAL ID:201702254588534755   整理番号:17A1416725

イガイおよびカキのテトロドトキシンの定量のための液体クロマトグラフィータンデム質量分析法の開発および単一実験室検証

Development and Single-Laboratory Validation of a Liquid Chromatography Tandem Mass Spectrometry Method for Quantitation of Tetrodotoxin in Mussels and Oysters
著者 (3件):
資料名:
巻: 100  号:ページ: 1469-1482  発行年: 2017年09月 
JST資料番号: C0268A  ISSN: 1060-3271  CODEN: JAINEE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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二枚貝にテトロドトキシン(TTX)が存在する証拠が増えており,消費者がテトロドトキシン貝中毒(TSP)の影響を受ける可能性がある。近年イギリスで,親水性相互作用LC(HILIC)タンデムMS(MS/MS)を用いた,TTXを含むことが判明した二枚貝のイガイやカキ中のTTXの分析法の単一実験室での検証が行われた。この方法は,希釈および機器分析の前に,1%酢酸中での一段階分散抽出,その後の炭素SPEクリーンアップ工程からなる。本方法は,TTX単独の定量にも,関連する類似体4-エピTTX;5,6,11-トリデオキシTTX;11-nor TTX-6-ol;5-デオキシTTX;および4,9-アンヒドロTTXの定量にも適用可能である。結果は,TTXの分析における特異性,直線性,回収率,耐久性,再現性,マトリックス変動性,および実験室内再現性に関して許容可能な性能特性を示した。LODとLOQは目的に適合しており,LOR(2μg/kg)は現在のオランダでのTTXの許容限界の10%であった。さらに,3つの他のTTX類似体(11-ノルTTX-6-ol,5-デオキシTTX,および4,9-anhydro TTX)についても十分な性能(LOD,LOQおよび実験室内再現性)を持つことが示された。本方法はTTX分析に高い性能を示し,実用的であり,ルーチン分析にも適していることが判明した。HILIC-MS/MS法の麻痺性甲殻類毒素分析の有効性を確認するための共同研究が現在進行中である。
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分類 (2件):
分類
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有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  ,  食品の汚染 
物質索引 (1件):
物質索引
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