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J-GLOBAL ID:201702254658116912   整理番号:17A0499670

酸化コバルトナノシート,ポルフィリン,およびメチルビオロゲンを含む交互積層固体薄膜における光誘起電子移動

Photoinduced electron transfer in layer-by-layer thin solid films containing cobalt oxide nanosheets, porphyrin, and methyl viologen
著者 (8件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 5611-5616  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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周知の交互積層(LbL)法を用い,金属酸化物ナノシートと機能性有機イオンを適切に積層することによって,制御された電子移動方向を有する固体薄膜を調製することができる。本研究では,電子移動媒体として酸化コバルトナノシート(CoNS),電子供与体としてα,β,γ,δ-tetrakis(1-methylpyridinium-4-yl)porphyrin(TMPyP),電子受容体として1,1’-ジメチル-4,4’-ビピリジニウムまたはメチルビオロゲン(MV)を使用した。これらの膜に450nmの光を照射することによって,光誘起電子移動現象を調べた。CoNS/TMPyP/CoNS/MV/CoNS配列を用いて調製したLbL薄膜を減圧下で照射すると,MVの1電子還元化合物が生成した。したがって,これらのLbL固体薄膜では,TMPyPからCoNSに結合したMVへの光誘起電子移動が起こった。しかし,光吸収スペクトル,および光電気化学的測定によって決定したCoNSの伝導帯は,TMPyPの最低非占有分子軌道レベルよりもはるかに高かった。今回の発見により,等電位光誘起電子移動がCoNSの金属電子移動度によって引き起こされたことを示し,これはCo3+,およびCo4+の独特な電荷配列を示した。さらに,観察した光誘導電荷分離状態は,還元条件下でより長い寿命(>5時間)を有することも見出した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
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塩基,金属酸化物  ,  酸化物薄膜  ,  光伝導,光起電力  ,  電気化学一般 
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