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J-GLOBAL ID：201702254669758842   整理番号：17A0540702

水環境に混入したフミン酸の光触媒分解に有効なナノ触媒の酸化チタン

TiO₂ as an effective nanocatalyst for photocatalytic degradation of humic acid in water environment

著者 (3件)： BABEL Sandhya (Thammasat Univ., Pathum Thani, THA) ,  SEKARTAJI Putri A. (Thammasat Univ., Pathum Thani, THA) ,  SUDRAJAT Hanggara (Thammasat Univ., Pathum Thani, THA)
資料名： Journal of Water Supply Research and Technology  (Journal of Water Supply Research and Technology)
巻： 66  号： 1/2  ページ： 25-35  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： A0065A  ISSN： 0003-7214  CODEN： AQUAAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フミン酸は地表水系に混入する天然有機物の主要成分で,廃水処理工程に混入すると深刻な問題を発生する。酸化チタンを光触媒に利用して水環境に混入したフミン酸を除去し,その際にUV-AやUV-C光を照射した。フミン酸の光触媒分解率は接触時間や光強度を増加すると向上するがフミン酸濃度を増加すると低減した。触媒添加量を増加するとフミン酸の分解率は最高値まで向上した。pHが7,フミン酸の初期濃度が14mg/l,UV-A光の照射量が0.23mW/cm²,触媒添加量が0.3g/l条件でフミン酸の分解率が100%に到達した。触媒表面に発生する無視小の総有機炭素(TOC)を分析し,フミン酸の除去は光触媒が関与すると実証した。UV-C光はフミン酸の分解能力が良好であるが,UV-A光の照射条件でもフミン酸の分解率が高かった。

シソーラス用語： *廃水処理 ,  フミン酸 ,  *化学的水処理 ,  *光分解 ,  接触分解 ,  光触媒反応 ,  酸化チタン ,  紫外線照射 ,  ナノ粒子 ,  接触時間 ,  動力学 ,  プロセス解析 ,  化学プロセス ,  TOC【炭素】 ,  表面分析 ,  用量作用相関 ,  放射強度
準シソーラス用語： UV-A ,  UV-C ,  ナノ触媒 ,  光触媒分解 ,  総有機炭素

分類 (2件)： 下水,廃水の化学的処理  (SC03050W) ,  光化学反応  (CB08020F)

タイトルに関連する用語 (6件)： 水環境 ,  混入 ,  フミン酸 ,  光触媒分解 ,  ナノ触媒 ,  酸化チタン