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J-GLOBAL ID:201702254745467968   整理番号:17A1603832

コモンレールジメチルエーテルエンジンにおける燃焼と排出物の特性に及ぼすエタノール添加の影響

Effect of the addition of ethanol on the combustion and emission characteristics of a common-rail dimethyl ether engine
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巻: 231  号: 11  ページ: 1500-1510  発行年: 2017年09月 
JST資料番号: H0947A  ISSN: 0954-4070  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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代替燃料としてジメチルエーテル(DME)が注目されており,圧縮点火エンジンへの適用は1990年代から始まっている。DMEでは煤のない燃焼により,窒素酸化物と煤のトレードオフを考慮する事無しに従来の排気ガス制御システムやEGRに適用が可能である。本研究では,電子制御コモンレールジメチルエーテルエンジンを用いて,ジメチルエーテル燃焼の燃焼および排出特性に及ぼすエタノールの添加の効果を調べた。異なるエタノール混合比によるE0,E5,E10,E15の混合燃料を用いて,着火遅れ,50%質量分率のクランク角度(燃焼重心:CA50),燃焼時間,窒素酸化物排出量,炭化水素排出量および一酸化炭素排出量について,エンジン負荷と噴射タイミングを変えて分析した。負荷が増加に伴い,着火遅れと燃焼時間が延長し,燃焼重心を遅らせる傾向を示た。NOx,HC排出物,CO排出量が減った。SOI(start of ignition)が遅角されると,E15(混合比:エタノール15%,DME85%)以外のブレンド燃料の燃焼挙動は,着火遅れおよび燃焼時間を延長させ,燃焼重心を遅らせる傾向を示し,NOx排出を減少させ,CO排出量は増加し,HC排出量をほとんど変化しなかった。低負荷または遅れたSOIについては,エタノールの割合が増加するにつれて着火遅れが明らかに延長される。高負荷または高度SOIの場合,エタノールの割合が増すにつれて燃焼時間が明らかに長くなり,NOx排出量が減少する。15%のエタノールを添加すると,BMEPが1.2MPaの場合に約17%,-7°CのATDCでSOIが32%減少する。
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圧縮点火機関 
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