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J-GLOBAL ID：201702254863995316   整理番号：17A1135202

Gibbs相律の下でのヒドロトロピーの統一化【Powered by NICT】

Unifying hydrotropy under Gibbs phase rule

著者 (2件)： Shimizu Seishi (York Structural Biology Laboratory, Department of Chemistry, University of York, Heslington, York YO10 5DD, UK. [e-mail]) ,  Matubayasi Nobuyuki
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 35  ページ： 23597-23605  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒドロトロープを用いた溶解度増強の機構を明らかにするタスクは,ヒドロトロープが示す,理想に近い水溶液,自己会合,ミセル形成,およびマイクロエマルションを含むことを多種多様な相挙動によって妨げられてきた。ヒドロトロープを分類する異なる分子クラスへのフィールドガイドまたは百科事典アプローチを採用することの代わりに,ここでは,統計熱力学の第一原理に基づくヒドロトロピーの統一理論の構築を目的とした合理的なアプローチを採用した。この目的を達成する二つの重要な概念によって促進される(1)Gibbs相は自由度と溶媒和自由エネルギーを調節する変数の数の観点からヒドロトロープの分類の基礎としてのルール(2)種間の相互作用と可溶化のプロセスへのそれらの相対的寄与を定量化するためのKirkwood-Buff積分。は二つの重要な概念の適用は,原理的に実験から観察された明らかに類似した溶解度曲線下研究で異なる分子シナリオを識別するために使用できることを実証した。さらに,希釈を越えた溶質への以前のアプローチの一般化をヒドロトロピーの統一機構,ヒドロトロープ自己クラスタリングによる見かけ当たりヒドロトロープ非効率性を克服する強い溶質ヒドロトロープ相互作用により駆動されるを明らかにした。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *可溶化剤 ,  溶解度 ,  *作用機序 ,  相平衡 ,  *第一原理 ,  統計力学 ,  Gibbs自由エネルギー ,  *相律 ,  自由度 ,  溶媒和 ,  混合度 ,  分子間相互作用 ,  クラスタ形成
準シソーラス用語： Kirkwood-Buff積分 ,  *ヒドロトロープ ,  統計熱力学

分類 (2件)： 溶液論一般  (CB05010Z) ,  相平衡・状態図一般  (CB03011C)

タイトルに関連する用語 (1件)： 相律