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J-GLOBAL ID：201702254915991784   整理番号：17A0578390

オーステナイト系ステンレス鋼多重パス突合せ溶接継手中の溶接残留応力の予測精度に及ぼす材料モデルの影響

Influence of Material Model on Prediction Accuracy of Welding Residual Stress in an Austenitic Stainless Steel Multi-pass Butt-Welded Joint

著者 (5件)： DENG Dean (Chongqing Univ., Chongqing, CHN) ,  DENG Dean (Harbin Inst. of Technol., Harbin, CHN) ,  ZHANG Chaohua (Chongqing Univ., Chongqing, CHN) ,  PU Xiaowei (Chongqing Univ., Chongqing, CHN) ,  LIANG Wei (Chongqing Jiaotong Univ., Chongqing, CHN)
資料名： Journal of Materials Engineering and Performance  (Journal of Materials Engineering and Performance)
巻： 26  号： 4  ページ： 1494-1505  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： C0161B  ISSN： 1059-9495  CODEN： JMEPEG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 原子力発電ではオーステナイト系ステンレス鋼がその優れた機械的性質と耐食性から多用されているが,溶接部の応力腐食割れ(SCC)が発生する課題を抱えている。このためSCCの原因となる溶接部の残留応力に対して種々の予測モデルが構築されている。本研究においては,これらの予測の精度を検証するために,実験による残留応力測定と有限要素法による数値解析を行なった。実験では,SUS304オーステナイト系ステンレス鋼の多重パス突合せ溶接サンプルの残留応力を切除法で測定した。また,種々の塑性モデルを考慮したABAQUSに基づく数値解析を実施し,それらの精度の比較検討を行なった。この実験と解析から,これまで提案されたモデルは過大評価や過小評価をもたらすことを指摘し,その中で等方性-運動学的歪み硬化モデルが高い精度の予測を提供することを示唆した。

シソーラス用語： *オーステナイト系ステンレス鋼 ,  *突合せ溶接 ,  *残留応力 ,  *予測モデル ,  精度 ,  歪硬化 ,  等方性 ,  運動学

分類 (2件)： 溶接部  (WC07100I) ,  金属材料  (HC02020X)

タイトルに関連する用語 (7件)： オーステナイト系ステンレス鋼 ,  多重 ,  パス ,  突合せ溶接継手 ,  溶接残留応力 ,  予測精度 ,  材料モデル