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J-GLOBAL ID：201702254925894709   整理番号：17A0971868

手術系統的レビュー後の臨床とう痛転帰と相関する術前実験的疼痛評価である【Powered by NICT】

Are preoperative experimental pain assessments correlated with clinical pain outcomes after surgery? A systematic review

著者 (4件)： Sangesland Anders (Department of Clinical Research, Faculty of Health Sciences, University of Southern Denmark, Denmark) ,  Storen Carl (Department of Clinical Research, Faculty of Health Sciences, University of Southern Denmark, Denmark) ,  Vaegter Henrik B. (Department of Clinical Research, Faculty of Health Sciences, University of Southern Denmark, Denmark) ,  Vaegter Henrik B. (Pain Research Group, Pain Center South, Odense University Hospital, Odense, Denmark)
資料名： Scandinavian Journal of Pain  (Scandinavian Journal of Pain)
巻： 15  ページ： 44-52  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2885A  ISSN： 1877-8860  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 術後のとう痛は重篤な術後とう痛に中程度を報告した患者の30%と稀ではない。術後とう痛を起こしやすい患者の早期同定は各患者の関連痛機構を標的とする治療戦略を介して改善された臨床管理のための基礎を提供する個別とう痛医療に向けた一歩前進である可能性がある。術前に定量的感覚試験(QST)によるとう痛処理の評価は,術後とう痛のリスクがある患者を同定するための方法として提案されているが,結果は矛盾している。最後の系統的レビューから,術後とう痛ととう痛と条件づけられた疼痛調節の時間的加重のような疼痛処理のよりダイナミックな方策を調査するいくつかの研究を行った。PRISMAガイドラインによると,本システマティックレビューの目的は術前に中枢性とう痛機構の測定を含む実験的疼痛処理の評価は,手術後の疼痛強度と関連していたかどうかを評価することであった。手術を行った後の系統的データベースは,探索成分:QST,会合,術後とう痛とPubMedおよびEMBASEの検索,QSTと疼痛との関連を評価した研究。二人の著者は独立して介在物に対するそれらの関連性を評価するためにすべての表題とアブストラクトをレビューした。(1)QSTは術前に行った,(2)とう痛は手術後に評価した,(3)術後QSTと疼痛との関連を調べたかどうか研究を含めた。四十四のユニークな研究が同定され,会議基準2738名の被験者に30研究であった。内包性研究の方法論的品質を評価し,データ抽出は研究個体群,手術のタイプ,QST変数,臨床的疼痛転帰測度と主な結果を含んでいた。大部分の研究は,バイアスのハイリスク中等度から示した。調べた手術の型は,人工膝関節置換術に関する7研究,帝切に関する5研究,胸部手術に関する4研究,ヘルニア切開術2研究,子宮摘出/筋腫核出術2研究,卵管結紮1研究,婦人科腹腔鏡検査に関する1研究,鏡視下膝手術1研究,肩手術で1研究,椎間板ヘルニア手術1研究,胆嚢摘出術の1研究,経皮的腎結石摘出術に1研究,大臼歯手術に1研究,腹部手術に1研究,人工膝関節置換術と人工股関節全置換術に1研究を含んでいる。術前QST変数の大部分は術後痛強度との一貫した関連性を示さなかった。痛みしきい値以上で熱痛と圧痛の時間的加重は,QST変数,手術後の急性または慢性とう痛と最も一致した関連を示した。術前QSTは手術後とう痛を予測しない。または他の疼痛関連心理社会的因子と一緒に異なるQST変数の存在を調べる高品質研究は術前にQSTの臨床的関連性を確認するために必要である。術前QSTは一致した結果を示さないが,これらの変数は手術後とう痛への有望な関連性を示すので,この分野における将来の研究は痛みいき値以上のとう痛に圧痛,条件づけられた疼痛調節,応答の時間的加重のような中枢性とう痛機構の評価を含むべきである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 切開術 ,  データベース ,  結紮術 ,  *システマティックレビュー ,  胆嚢切除 ,  子宮切除 ,  治療計画 ,  *疼痛 ,  人工膝関節置換術 ,  術後痛 ,  測度 ,  腹腔鏡検査 ,  品質 ,  患者
準シソーラス用語： *転帰 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： QST ,  実験的とう痛試験 ,  術後とう痛 ,  手術後の疼痛 ,  系統的レビュー

分類 (4件)： 神経系疾患の薬物療法  (GN05020Y) ,  術後処置・予後  (GC07050M) ,  治療学一般  (GC03011J) ,  解熱鎮痛薬の臨床への応用  (GW03050S)

タイトルに関連する用語 (9件)： 手術 ,  系統的レビュー ,  臨床 ,  とう痛 ,  転帰 ,  相関 ,  術前 ,  実験的疼痛 ,  評価