抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,屋内特高受変電設備の更新について紹介した。受変電設備構成検討では,各負荷特性から,事故時・保全時・更新時の設備停止を最小限にする必要がある。設備は,66kV又は22kVの特高受変電設備(ループ受電または本線・予備線)と22kVの高圧スポットネットワーク受電設備に分類される。後者の場合,特高部を3回線方式,設備容量を変圧器2台分で持つことにより変圧器の冗長を図る構成で,送電線故障時事故回線を切り離した後受電を継続できる。ループ受電の場合は送電線事故時事故区間を除去後,受電を継続でき,本線・予備線の場合は事故回線から健全回線に切り替えて受電を継続可能である。本稿では,1978年製の22kVスポットネットワーク型都内商業施設用特高受変電設備をもとに,更新方法の具体的事例を紹介した。