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J-GLOBAL ID：201702254983134037   整理番号：17A1134546

リチウムイオン電池カソード材として用いられるLiF-NiO複合体の充放電特性に対するLiを挿入したNiOの効果

Effects of Li-doped NiO on the charge-discharge properties of LiF-NiO composites used as cathode materials for Li-ion batteries

著者 (9件)： TOMITA Yasumasa (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  KIMURA Noritaka (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  NASU Hiromasa (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  IZUMI Yusuke (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  ARAI Juichi (Yamaha Motor Co. Ltd, Shizuoka, JPN) ,  YAMANE Yohei (Nihon Univ., Chiba, JPN) ,  YAMADA Koji (Nihon Univ., Chiba, JPN) ,  KOHNO Yoshiumi (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  KOBAYASHI Kenkichiro (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN)
資料名： Journal of Applied Electrochemistry  (Journal of Applied Electrochemistry)
巻： 47  号： 9  ページ： 1057-1063  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： B0393B  ISSN： 0021-891X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Li₂CO₃とNiOとを800°Cで12時間焼成してLiを7~20%挿入したNiO(Li-d_NiO)を得,これにLiFをNiOとLiFの比が1:1になる様に混合して72時間機械粉砕して微細粉末化したLiF-NiOを得た。リートフェルト解析によれば,粉砕によって得られた複合体は固溶体を形成してLi⁺とNi²⁺は不規則状態になった。LiFとLi-d_NiOを個別に粉砕した場合には著しい容量変化を示さなかったが,混合粉砕の場合には高い容量値が示された。機械粉砕もせず,Liも挿入しない場合の放電容量は2.0~5.0V及び0.05Cで144mAh/gであったが,Li-d_NiOを20%含有したLiF複合体の放電容量は247mAh/gであった。Li含量によって速度性能は向上し,2.0~4.8V及び1Cでの放電容量は146mAh/gであった。

シソーラス用語： 電極材料 ,  *リチウムイオン電池 ,  *粉砕 ,  *固溶体 ,  ドーピング ,  充放電サイクル ,  電池容量 ,  フッ化リチウム ,  酸化ニッケル
準シソーラス用語： カソード材料【電池】 ,  *機械的粉砕 ,  放電容量

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (5件)： リチウムイオン電池 ,  カソード ,  複合体 ,  充放電特性 ,  Li