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J-GLOBAL ID:201702255011639017   整理番号:17A1188409

乳癌耐性蛋白質のアップレギュレーションと薬物抵抗性てんかんにおける主要ボールト蛋白質【Powered by NICT】

Upregulation of breast cancer resistance protein and major vault protein in drug resistant epilepsy
著者 (7件):
資料名:
巻: 47  ページ: 9-12  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3277A  ISSN: 1059-1311  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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薬剤耐性てんかん(DRE)の発生に関与する因子の同定は困難なままである。候補遺伝子研究はDREの種々の多剤耐性蛋白質による薬物抵抗性の変調を示した。しかしDREの薬剤に対する耐性は,より複雑な,異なる薬物動力学過程における分子が関与する多因子性である可能性がある。本研究において初めて著者らは互いに異なる非てんかん性対照と二種の最も一般的なDRE病理における異なる薬剤耐性機構と四分子,内側側頭葉てんかん(MTLE)と限局性皮質形成異常(FCD)の相対的発現を分析した。手術を施行したMTLE(n=16)とFCDタイプIおよびII(n=12)患者から切除した脳組織は,定量的PCRによる腫瘍周辺(n=6)と剖検組織(n=4)から切除した組織は,非てんかん性対照と比較して,多剤耐性関連蛋白質1(MRP1),主要ボールト蛋白質(MVP),乳癌耐性蛋白質(BCRP),薬物代謝酵素(UGT1A4)のmRNAレベルを分析した。がMRP1とUGT1A4は両病態において変動しなかった著者らは,MVPとBCRPの有意なアップレギュレーションを見出した。BCRPのアップレギュレーションはMTLE(9.34±0.45; p<0.05)で有意に高かったが,MVPのアップレギュレーションは,FCD(2.94±0.65; p<0.01)で有意に高かった。BCRPとMVPのアップレギュレーションはMTLEとFCDと関連しており,これらの分子は病理特異的表現型を予測する可能性があるだけでなく,これらの病理における補助治療としての治療可能性を持つかもしれないことを提案した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 
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