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J-GLOBAL ID：201702255038617704   整理番号：17A1639891

異なるpH値でのBSA吸着層の動的特性に及ぼす多重第四アンモニウム塩の影響【Powered by NICT】

Impact of multiple quaternary ammonium salts on dynamic properties of BSA adsorption layer at different pH values

著者 (7件)： Mei Qi-Xiang (College of Chemistry and Environmental Engineering, Yangtze University, Jingzhou 434023, P. R. China. [e-mail]) ,  Lai Lu ,  Zhou Zhi-Qiang ,  Mei Ping ,  Ren Zhao-Hua ,  Zheng Yan-Cheng ,  Liu Yi
資料名： Soft Matter  (Soft Matter)
巻： 13  号： 40  ページ： 7273-7282  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2327A  ISSN： 1744-683X  CODEN： SMOABF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ウシ血清アルブミン(BSA)と複数の第四アンモニウム塩(MQAS)の相互作用機構を蛍光消光法及び円偏光二色性(CD)スペクトルにより検討した。さらに,異なるpH値でのBSA吸着層の動的特性に及ぼすMQASの影響を膨張界面レオロジーを用いて調べた。結果は,消光定数はpH値の増加と共に増加し,pH=5.3で実験温度の上昇と共に減少することを示した。消光機構は静的消光であり,静電力は,pHが5.3でMQASとBSAとの間の相互作用を支配する。三正の頭部基のために,MQASは比較的低濃度でのBSA分子の動的界面活性に大きく影響する。pHが4.3では,静電斥力がMQAS/BSA錯体の形成するために好ましくない。MQAS分子は,競合吸着による界面からのBSA分子を置換する。BSAの等電点以上のpH値で,静電引力がMQAS/BSA複合体の形成,急速吸着速度と強化された界面活性を示すにとって有利であった。MQAS/BSA混合物の界面膨張弾性の速度論依存性は非単調になる。最大界面弾性値の出現は尾部とループの形成,MQASの添加はバルク相中の蛋白質の二次及び三次構造を破壊することを示唆すると考えることができる。それに加えて,蛋白質の二次構造に及ぼすMQASの影響をCDスペクトルにより実証した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *界面 ,  吸着速度 ,  円偏光二色性 ,  等電点 ,  弾性 ,  斥力 ,  相互作用 ,  二次構造 ,  界面活性 ,  レオロジー ,  消光 ,  タンパク質
準シソーラス用語： ウシ血清アルブミン ,  *第四アンモニウム塩 ,  *吸着層 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (6件)： pH値 ,  BSA ,  吸着層 ,  動的特性 ,  多重 ,  第四アンモニウム塩