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J-GLOBAL ID:201702255039258967   整理番号:17A1567285

スタチンは糖化最終産物の受容体のダウンレギュレーションを介して血管上皮成長因子発現を減少させる【Powered by NICT】

Statins decrease vascular epithelial growth factor expression via down-regulation of receptor for advanced glycation end-products
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巻:号:ページ: ROMBUNNO.2017.e00401  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3098A  ISSN: 2405-8440  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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3-ヒドロキシ-3-メチルグルタリル補酵素Aレダクターゼ阻害剤,スタチンは種々の細胞挙動の調節に拡張された多面発現効果を有していた。本研究では,スタチンはヒト網膜色素上皮(RPE)細胞における血管内皮成長因子A(VEGF A)発現を調節するかどうかを検討することを目的とした。in vitroでAMDモデル中のヒドロキノン(HQ)+高度糖化最終産物(AGE)により損傷を受けた,ヒトRPE細胞(h1RPE7)は24のためのアトルバスタチンまたはロバスタチンで処理した。AGE(RAGE)VEGF-Aおよびその受容体の発現をリアルタイムRT-PCRで評価した。VEGF-A分泌をELISAで測定した。VEGF-A発現に及ぼすRAGEの影響を調べるために,RAGE(siRAGE)に対する小干渉RNA(siRNA)はh1RPE7細胞に導入し,VEGF-A発現をリアルタイムRT-PCRで測定した。VEGF-AおよびRAGEプロモーターの欠失を行い,転写活性は,HQ+AGE損傷RPE細胞へのスタチンの添加後に測定した。VEGF-AおよびRAGEのmRNA量と培地中のVEGF-Aのレベルは,HQ+AGEにより増加した。アトルバスタチンとロバスタチンのいずれもが,HQ+AGE誘発性VEGF-AとRAGE発現を減弱させた。これらスタチンは培養液中でもVEGF-Aレベルを低下させた。RAGEのRNA干渉は,HQ+AGE処理した細胞におけるVEGF-Aのアップレギュレーションを減弱させた。欠失解析は,これらのスタチンは,HQ+AGE損傷RPE細胞におけるRAGEプロモーター活性化を減弱させることを示した。スタチンはRAGE発現を低下させることによりHQ+AGE誘発性VEGF発現を減弱させた。VEGFは湿式AMDの開発において重要な因子であるとして,スタチンは湿式AMDのリスクを減少させ,予防薬として使用できた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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循環系の基礎医学  ,  脂質代謝作用薬の基礎研究  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 
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