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J-GLOBAL ID：201702255049450364   整理番号：17A1360476

ランタンストロンチウム亜マンガン酸塩ナノ粒子の集合体における超常磁性とブロックされた挙動の間の相互作用【Powered by NICT】

Interplay between superparamagnetic and blocked behavior in an ensemble of lanthanum-strontium manganite nanoparticles

著者 (8件)： Kalita V. M. (Institute of Physics of the NAS of Ukraine, 46 Nauky Ave., Kyiv 03028, Ukraine) ,  Polishchuk D. M. ,  Kovalchuk D. G. ,  Bodnaruk A. V. ,  Solopan S. O. ,  Tovstolytkin A. I. ,  Ryabchenko S. M. ,  Belous A. G.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 39  ページ： 27015-27024  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 磁性ナノ粒子は安全遠隔刺激により誘導された応答を得る可能性に基づく医療と健康に関する問題に対処するための有望なツールを構成する。しかし,異なる性能を適切に選別しかつ制御しないと,そのような豊富さは有害である。本研究の目的は,自己制御磁気温熱療法のための有望な材料と考えられているランタン-ストロンチウム亜マンガン酸塩ナノ粒子の集合の磁場で誘起された種々の応答を理解し系統化することである。DC及びAC磁気挙動の数値シミュレーションも含めて静的および動的の一連の複雑な磁気測定を行った。適切な結果を達成するためには粒径と/または磁気のパラメータの分散を考慮する必要があることが分った。このアンサンブルの磁気的挙動の定量的記述は,それらの磁化反転の領域に応じてナノ粒子を二群に分類する必要がある:一方は超常磁性と似た非ヒステリシス挙動を見せるもの,他はブロックにした粒子が磁気ヒステリシス特性を示すもの。各群のナノ粒子の割合は,ナノ粒子のパラメータ(特にそれらのサイズ)に依存するだけでなく,再磁化をする外部AC磁場のパラメータ(振幅と周波数)に依存する。本研究の主要な成果は,ナノ粒子の異なるグループからの寄与を別々に解析することと外部AC磁場のパラメータを変えることでこれらの群間でナノ粒子の再分布の規則性を見つけることとができる手順を開発したことである。その結果は磁性ナノ粒子の集合体の加熱効率を向上し,それらの特性と外部場のパラメータの更なる最適化のために道を開く手立てを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 温熱療法 ,  *マンガン化合物 ,  *酸素酸塩 ,  *ランタン化合物 ,  *ストロンチウム化合物 ,  *ナノ粒子 ,  *磁場効果 ,  周波数 ,  振幅 ,  *粒度分布 ,  磁性体 ,  凝集体 ,  *磁気測定 ,  磁化反転 ,  磁気ヒステリシス ,  再磁化 ,  熱影響 ,  *最適化 ,  *判定基準 ,  超常磁性
準シソーラス用語： 磁気温熱療法 ,  *亜マンガン酸塩 ,  集合体

分類 (2件)： 酸化物結晶の磁性  (BM06050E) ,  腫ようのその他の治療法  (GE03036S)

タイトルに関連する用語 (8件)： ランタン ,  ストロンチウム ,  亜マンガン酸塩 ,  ナノ粒子 ,  集合体 ,  超常磁性 ,  挙動 ,  相互作用