文献

J-GLOBAL ID：201702255124104201   整理番号：17A1078090

欧州の道路燃料税は道路輸送の外部性を内部化するか?(上)

著者 (1件)： SANTOS Georgina (カーディフ大 地理計画)
資料名： 高速道路と自動車  (Expressways and Automobiles)
巻： 60  号： 9  ページ： 54-63  発行年： 2017年09月01日 
JST資料番号： F0048A  ISSN： 0287-2587  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本文献はTransport Policy 53 p.275~280(2017)に掲載された論文の翻訳版である。欧州の各国は,車が走行することにより発生する大気汚染・交通混雑・事故・騒音・気候変動といった外部費用を,ガソリン価格等に含む燃料税で内部化している。大気汚染やCO₂排出による気候変動を燃料税で内部化するのは理解出来るとしても,他の外部費用はトリップの時間や場所・車種等で異なり,一律に燃料税だけで内部化するのは不公平と言える。そこで欧州22箇国の交通の実態や排出量,事故等に関する統計データを基に,乗用車(ガソリン,ディーゼル),重量車(ディーゼル)に対する妥当な燃料税のあり方を研究した。上下2編の上である本文は,分析の基本的な考え方等を説明した後,各国の上記3車種について,上述の大気汚染他各項の限界外部費用の推計を行った。

シソーラス用語： *税 ,  原価 ,  ヨーロッパ ,  大気汚染 ,  交通混雑 ,  交通事故 ,  道路交通騒音 ,  ガソリン機関 ,  ディーゼル機関 ,  放出 ,  *道路輸送
準シソーラス用語： 二酸化炭素排出 ,  *外部費用 ,  *燃料税

分類 (1件)： 道路輸送・サービス一般  (TB01010O)

タイトルに関連する用語 (6件)： 欧州 ,  道路 ,  燃料 ,  税 ,  道路輸送 ,  外部性