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J-GLOBAL ID：201702255139235828   整理番号：17A1442894

農地,中国北東部における土壌特性とグロマリン量と組成変化との関連【Powered by NICT】

Glomalin amount and compositional variation, and their associations with soil properties in farmland, northeastern China

著者 (6件)： Zhong Zhaoliang (Northeast Forestry University, Key Laboratory of Forest Plant Ecology Ministry of Education, 150040, Harbin, China) ,  Wang Wenjie (Northeast Forestry University, Key Laboratory of Forest Plant Ecology Ministry of Education, 150040, Harbin, China) ,  Wang Qiong (Northeast Forestry University, Key Laboratory of Forest Plant Ecology Ministry of Education, 150040, Harbin, China) ,  Wu Yan (Northeast Forestry University, Key Laboratory of Forest Plant Ecology Ministry of Education, 150040, Harbin, China) ,  Wang Huimei (Northeast Forestry University, Key Laboratory of Forest Plant Ecology Ministry of Education, 150040, Harbin, China) ,  Pei Zhongxue (Northeast Forestry University, Key Laboratory of Forest Plant Ecology Ministry of Education, 150040, Harbin, China)
資料名： Journal of Plant Nutrition and Soil Science  (Journal of Plant Nutrition and Soil Science)
巻： 180  号： 5  ページ： 563-575  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0325A  ISSN： 1436-8730  CODEN： JNSSFZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グロマリン関連土壌蛋白質(GRSP)は,土壌改良関数のためのよく知られているが,組成形質はほとんど考えられない。中国北東部の農地は,最も重要な市販粒基本であり,土壌劣化は,作物生産性を保持するためのボトルネックとなっている。本研究の目的は,GRSP(量と組成)と土壌特性の間の可能性のある関係を明らかにし,中国北東部における土壌グロマリンリハビリテーションから地盤改良のための提案をすることであった。,GRSP量(容易に抽出可能なGRSP,EE GRSP;全GRSP,T GRSP)の空間的変動と赤外分光法,紫外吸収,X線回折(XRD)および三次元蛍光分光法からその組成形質は,中国北東部の360土壌試料中の調査した,11土壌特性との関連も農地におけるGRSP組成に及ぼす土壌特性の影響の可能性を発見するための分析した。GRSP量の3倍の空間的変動が観察されたが,官能基変化は異なる場所で1.2倍(O-HおよびN-H伸縮)から2.4倍(-COOHのC-O伸縮とO-H変角)の範囲であった。XRDより,結晶粒度は113 180Åであり,結晶度は0.71 1.42%であり,GRSPはチロシン様グループ,トリプトファン様グループ,フルボ酸様,可溶性微生物副産物であるフミン酸様,nitrobenzoxadidoleのような,カルコフルオルホワイトの七蛍光化合物を含むことを示した。EE GRSPとT GRSPは土壌有機炭素(SOC),土壌N(SON),土壌P(SOP),アルカリ加水分解N(AN),利用性P(AP),利用可能なK(AK),および土壌水分と正の相関を,一方,土壌pHおよび土壌バルク密度と負の相関を示した。構造方程式モデル(SEM)分析は,GRSP量に直接効果は主に土壌バルク密度(係数 0.27),土壌pH(係数0.51~ 0.57),SOC(係数:0.51~0.69)とAP(係数:0.18~0.26)であったが,他の全ての土壌特性は,これらの四パラメータとの密接な関連を介してGRSP量に間接的影響を有することを示した。GRSP量と比較して,土壌特性はGRSP組成形質に及ぼすより少ない効果を産んだ。16組成形質の中で,そのうちの五種は土壌特性からの可能な規制,三赤外官能基(IR II脂肪族C-H伸縮,IRV:-COOHのC-O伸縮とO-H変角,IR VII O-H結合)と二蛍光化合物(チロシン様およびフミン酸様)を示した。SEM分析は,土壌水分,pHとECはIR II,IRV,チロシン様およびフミン酸様に直接影響を及ぼすことを示しているが,利用可能な栄養物は,総量N,PおよびKのよりも赤外官能基に明らかな影響を示した。さらに,種々の土壌栄養素の媒体として,SOCはGRSP組成形質に最も強い影響を与えた。以前の研究への補足として,GRSPは異なる官能基を持つ種々の蛍光化合物の混合物であることを見出した。著者らの知見は,土壌特性は,土壌およびそれらの組成形質の両方でGRSP蓄積を大きく変えることを明らかにし,本論文でグロマリン量と組成を調節する最も可能性のある土壌特性の定義は,中国北東部の農地における良好な土壌管理に適していることを示す。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *土壌特性 ,  土壌水 ,  X線回折 ,  土壌改良 ,  蛍光 ,  土壌酸性度 ,  *農地 ,  土壌有機炭素 ,  容積重 ,  微生物 ,  *中華人民共和国 ,  タンパク質 ,  フミン酸
準シソーラス用語： 官能基 ,  *グロマリン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： GRSP ,  赤外分光法 ,  土壌肥沃度特性 ,  UV absorbance ,  X線回折

分類 (3件)： 土壌化学  (FB04040C) ,  植物栄養  (EH02060B) ,  土壌管理  (FB04070J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 農地 ,  中国 ,  土壌特性 ,  グロマリン ,  組成変化