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J-GLOBAL ID：201702255167851752   整理番号：17A1144450

一般化回帰ニューラルネットワークを用いた単純なサイトパラメータからの増幅係数の導出:関連サイト代理値への影響

Deriving amplification factors from simple site parameters using generalized regression neural networks: implications for relevant site proxies

著者 (4件)： STAMBOULI Ahmed Boudghene (Univ. Abou Bekr Belkaied, Tlemcen, DZA) ,  ZENDAGUI Djawad (Univ. Abou Bekr Belkaied, Tlemcen, DZA) ,  BARD Pierre-Yves (Univ. GrenobleAlpes, Grenoble, FRA) ,  DERRAS Boumediene (Univ. Abou Bekr Belkaied, Tlemcen, DZA)
資料名： Earth, Planets and Space (Web)  (Earth, Planets and Space (Web))
巻： 69  号： July  ページ： 69:99 (WEB ONLY)  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： U0519A  ISSN： 1880-5981  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 「サイト条件代理値」,すなわち考慮中のサイトにおける速度分布に関連するパラメータに関する岩石加速度応答スペクトルを修正する増幅係数(AF)を使用したサイト効果に現代の地震コードの大部分は責任を負っている。したがって,実際的な目的にとって,AFの周波数依存形状を最良に制御するサイトパラメータを特定することは興味深い。本研究の目的は,主要なAF機能を予測するために様々なサイト条件代理値の性能の定量的評価を提供することであり,それは,Borcherdt(Earthq Spectra 10:617-653,1994)が提案した短周期及び中周期増幅係数F_aとF_vをしばしば含む。この意味で,日本,米国及びヨーロッパからの858個の実際の土壌柱のセットの線形粘弾性応答を周波数内容が変化する14個の実際の加速度のセットについて計算した。一般化回帰ニューラルネットワーク(GRNN)を用いて,対応するサイトの特異的平均増幅係数といくつかのサイト代理値(単独または複数の組合せと考えられる)間の相関を分析した。各サイト代理値の組合せの性能を858個の分布についての初期増幅係数変動性に関する分散減少によって評価した。Borcherdt係数F_aとF_vに関連する全期間範囲及び特定の短周期・中周期の範囲の両方を考慮した。任意の土壌分布の実際の増幅係数は,限定された数のサイト代理値(4~6)で十分に近似されることがわかった。通常のコードの実行は,より少ない数のサイト代理値(一般に1個,時には2個)を意味するため,感度解析を実施して,「最良性能」のサイト代理値を識別した。最良のものは,土壌柱の基礎岩盤と最低速度間における全体的な速度対比である。これらは特に厚い堆積層の場合に測定するのが最も困難で高価なパラメータであるため,他のより便利なパラメータ,特に少なくとも60%の分散減少をもたらすカップル(V_s30,f₀)が好ましい。コードの観点からは,短周期・中周期増幅係数F_aとF_vのこれら2つのパラメータへの依存性を説明する方程式とプロットが提供される。元のセットにおける場合ではないが,基盤岩速度がすべての速度分布に対して同じ値を持つように制約されている2個の代替の速度分布セットについて同様の分析を実行することで,結果の堅牢性を分析した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： ニューラルネットワーク ,  効果 ,  特性 ,  *地震波速度 ,  応答スペクトル ,  周波数依存性 ,  土壌
準シソーラス用語： サイト効果 ,  *サイト増幅率 ,  一般化回帰ニューラルネットワーク ,  加速度応答スペクトル

分類 (1件)： 地震脈動,人工地震,核爆発地震,浅部地下構造などに関連する問題  (DC03060S)

引用文献 (62件)：

• Abrahamson N, Atkinson G, Boore D, Bozorgnia Y, Campbell K, Chiou B, Idriss I, Silva W, Youngs R (2008) Comparisons of the NGA ground-motion relations. Earthq Spectra 24(1):45-66
• Aki K, Richards PG (1980) Quantitative seismology, theory and methods, vol 1. WH Freeman & Co., New York
• Akkar S, Sandıkkaya MA, Şenyurt M, Sisi AA, Ay BÖ, Traversa P, Godey S (2014) Reference database for seismic ground-motion in Europe (RESORCE). Bull Earthq Eng 12(1):311-339
• Almakari M, Régnier J, Salameh C, Cadet H, Bard PY, Lopez-Caballero F, Cornou C (2016) Modulation of weak motion site transfer functions by non-linear behavior: a statistical comparison of 1D numerical simulation with KiK-net data. In: Proceedings of the 5th IASPEI/IAEE international symposium: effects of surface geology on seismic motion, Taipei, August 15-17 Paper P101C, 14 pp
• Ancheta TD, Darragh RB, Stewart JP, Seyhan E, Silva WJ, Chiou BS-J, Wooddell KE, Graves RW, Kottke AR, Boore DM, Kishida T, Donahue JL (2014) NGA-West 2 database. Earthq Spectra 30:989-1005

タイトルに関連する用語 (5件)： 一般化回帰ニューラルネットワーク ,  パラメータ ,  増幅 ,  係数 ,  導出