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J-GLOBAL ID:201702255189373602   整理番号:17A1626794

塩化ベルベリンはストレプトゾトシン誘発糖尿病ラットのすい臓における酸化ストレス,炎症およびアポトーシスを改善する【Powered by NICT】

Berberine chloride ameliorates oxidative stress, inflammation and apoptosis in the pancreas of Streptozotocin induced diabetic rats
著者 (5件):
資料名:
巻: 95  ページ: 175-185  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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塩化ベルベリン(BC)は種々の疾患の治療のための中国におけるunprescribed経口薬として広く使用されている,多くの伝統的に使用される薬用植物中の活性成分である。本研究は,ストレプトゾトシン(STZ)誘発糖尿病ラットの膵臓における酸化ストレス,炎症およびアポトーシスに及ぼすBCの有益な効果を評価するために行った。糖尿病は40mg/kg体重のSTZの1回腹腔内注射を用いた雄性Wistarアルビノラットで誘導される糖尿病ラットは45日間BC(50mg/kg b.w)で処理した。BCの経口投与は血糖,糖化ヘモグロビン(HbA~1c)の有意な減少を示し,血漿インシュリン,ヘモグロビン(Hb)と体重を増加させた。脂質過酸化マーカーLOOH及びTBARSレベルは低下したSOD,CAT,GPx,GSH,ビタミンEとビタミンC濃度は膵臓で増加した。炎症性メディエーター(TNFα,NFカッパB,ホスホNFκB p65,COX-2およびiNOS)およびアポトーシス促進性蛋白質(カスパーゼ-8,tBid,Bax,チトクロームcおよび切断されたカスパーゼ 3),及び抗アポトーシス蛋白質Bcl-2,抗炎症性メディエーターIL-10およびGLUT-2の上昇の有意な減少は,BC処理した糖尿病ラットで観察された。このように,本研究は,BCがSTZ誘発糖尿病ラットにおける抗高血糖,抗酸化,抗炎症および抗アポトーシス活性を持つことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  糖質代謝作用薬の基礎研究 

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